母の気持ちを逆撫でしないよう、やんわりと母の勧めを断ったぷみらさん。すると母は、「アンタのためにいろいろ考えてるのに。こんなに心配なのに」と、嗚咽しながら号泣。「そんなに泣くこと!?」と母の反応に驚きながらも、ぷみらさんは罪悪感を感じていました。
そして、「こんなに泣かれたら、断れない」と渋々、母の勧める治療を受けることを伝えると……。
母の複雑な幼少期
「この家から出たくても出られない理由は、私の体が弱いからというのもあるのよ……」
ぷみらさんに、自身の幼少期を語る母。小さいころから体が弱く、祖母に「アンタは体が弱いねぇ」と言われていたそう。
「おばあちゃんは体が丈夫だから、私のつらさなんて、ちっともわかってもらえなかった。熱だってよく出たし、鍼灸と漢方で体がもってるの」
「体の弱い私がバリバリ働けるわけない。おばあちゃんはパワフルな人間だから、私の気持ちはわからない」
母は、号泣してまでぷみらさんに治療を勧めていた理由や、祖母に対する気持ちを語ったのでした。
自身の幼少期の経験から、ぷみらさんの体を過剰に心配していた母。多かれ少なかれ、自分のつらかった経験を、わが子にはさせまいと考えることはあるのではないでしょうか。「○○が苦手で嫌な思いをしたから、できるようになってほしい」「自分のように○○で苦しんでほしくない」など……。皆さんは、わが子に対して過去の自分を重ねる瞬間はありますか?