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「私のつらさはわからない」祖母への複雑な思い。幼少期のトラウマをわが子に重ねる母は…!? #過干渉な母親 20

【母の「アンタのために」から解放されるまで】第20話。中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。

ある日、「私のせいで、弱い子どもに産んでしまった、ごめん」と、謝ってきた母。幼いころ体が弱ったぷみらさんを心配していました。そして、「そんなこと気にしなくていいのに」と感じていたぷみらさんに、漢方や鍼灸を勧めます。しかし、以前からそのような治療が苦手なぷみらさんは、母の勧めを断ることに……。

母の気持ちを逆撫でしないよう、やんわりと母の勧めを断ったぷみらさん。すると母は、「アンタのためにいろいろ考えてるのに。こんなに心配なのに」と、嗚咽しながら号泣。「そんなに泣くこと!?」と母の反応に驚きながらも、ぷみらさんは罪悪感を感じていました。

 

そして、「こんなに泣かれたら、断れない」と渋々、母の勧める治療を受けることを伝えると……。

 

母の複雑な幼少期

アンタのために20

 

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アンタのために20

 

 

アンタのために20

 

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アンタのために20

 

「この家から出たくても出られない理由は、私の体が弱いからというのもあるのよ……」

 

ぷみらさんに、自身の幼少期を語る母。小さいころから体が弱く、祖母に「アンタは体が弱いねぇ」と言われていたそう。

 

「おばあちゃんは体が丈夫だから、私のつらさなんて、ちっともわかってもらえなかった。熱だってよく出たし、鍼灸と漢方で体がもってるの」

 

「体の弱い私がバリバリ働けるわけない。おばあちゃんはパワフルな人間だから、私の気持ちはわからない」

 

母は、号泣してまでぷみらさんに治療を勧めていた理由や、祖母に対する気持ちを語ったのでした。

 

 

自身の幼少期の経験から、ぷみらさんの体を過剰に心配していた母。多かれ少なかれ、自分のつらかった経験を、わが子にはさせまいと考えることはあるのではないでしょうか。「○○が苦手で嫌な思いをしたから、できるようになってほしい」「自分のように○○で苦しんでほしくない」など……。皆さんは、わが子に対して過去の自分を重ねる瞬間はありますか?

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷみら

    HSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!

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