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「彼氏さんを泊めました」なんで?!知らないおじさんからの電話。慌てて迎えに行くと…?

30代のときに合コンで知り合った彼は、スポーツマン体型で素朴な男性でした。愛嬌のある笑顔とがっちり体型に惹かれて、お付き合いするようになりました。合コンの席でもよく飲んでいたので、彼がお酒好きなのは知っていましたが、交際がスタートすると思いもよらないことばかり起こったのです。

「彼氏さんを泊めました」なんで?!知らないおじさんからの電話。慌てて迎えに行くと…?

 

「彼氏さんを泊めました」なんで?!知らないおじさんからの電話。慌てて迎えに行くと…?

 

自転車やかばんはどこへ?

あるとき、仕事後に飲みに行った彼から電話がかかってきました。その声が慌てていたので「どうしたの?」と聞くと、「自転車がない」と言います。彼は自転車通勤をしていて、飲み会のときはいつも近くに自転車を停めていました。

 

私はてっきり盗まれたのかと思いましたが、そうではなく彼が停めた場所を忘れてしまったようです。そのときすでに、1時間以上も探していると聞きびっくり。結局自転車は見つからず、終電もなくなりその日は3時間も歩いて帰ったそうです。

 

次の日、改めて自転車を探しに行くと思いがけない場所に停めてあったことがわかりました。彼いわく酔っ払うと意識が飛び、いろいろなことを忘れてしまうのだとか。私は彼のことが心配になり「わからなくなるまで飲まないで」とずっとお願いしていましたが、なかなか聞いてもらえませんでした。

 

知らないおじさんからの電話

当時、お互いにひとり暮らしだったこともあり、彼が飲み会帰りに泊まりに来ることがありました。その日も泊まりに来る約束をしていましたが、夜中になっても一向に彼が帰ってくる気配がありません。

 

また悪いクセが出たかと思って、待つのをあきらめ先に寝ました。すると翌朝、知らないおじさんから電話がかかってきたのです。そして「お宅の彼氏さんを昨夜僕のうちに泊めました。携帯も財布もないいみたいで……」と言われ驚愕。彼に電話を代わってもらうと「昨夜のことはなにも覚えていない。とりあえず迎えに来てほしい」と言われたので、慌てて向かいました。

 

おじさんにことの顛末を聞くと、どうやら彼は居酒屋で誰かと言い合いになったようで、その際におじさんが仲裁に入ってくれたと言います。そして、彼はそのまま寝てしまったようで、仕方なく自分の家に連れて帰ったそう。

 

私は本当に呆れて怒る気にもなれず、ただただおじさんに申し訳なくてずっと謝り続けました。この一件以来、私も危機感を覚え彼との別れを考え始めました。人様に迷惑をかけるのだけは許せなかったのです。

 

普段はやさしい彼だけど…

彼はお酒さえ飲まなければ、とてもやさしくて良い人でした。けれどもお酒が入った途端、トラブルばかり起こします。ついには他人まで巻き込んだ彼。これ以上エスカレートしたら、そのうち取り返しのつかないことが起きると思いました。

 

アルコール依存症の治療を勧めましたが乗り気ではない彼の姿を見て、彼がお酒をやめるのは無理だと判断した私。彼を好きな気持ちは残っていましたが、私は自分の将来のためにも彼との別れを決意しました。

 

 

この経験から、新しく男性に出会ったときはお酒の嗜み方をチェックするようにしています。付き合いで楽しく飲む程度なら良いですが、お酒に飲まれるタイプは大変です。健康面でも社会的にもリスクが大きすぎます。

 

また、男性との交際は「好き」という気持ちだけではうまくいかないこともわかりました。長くいい関係を続けるためには心も体も健康的な恋愛が大事だと痛感し、人を見る目も養われたと思います。

 

著者/山田マチ子
作画/あさうえさい

 

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