何もしなくても大丈夫だと過信していた
出産で増加した体重は子育ての大変さからなのか、何もしなくてもみるみるうちに妊娠前の数字に戻っていきました。元々食べるのが大好きで、たくさん食べても太らなかったので「私は太りにくい体質」とすっかり思い込んでいたのです。
が、出産して2年がたったある日、今まではいていたパンツが苦しいと思い始め、久しぶりに体重計に乗ってみると……なんと体重が通常時より4kg近く増えていたのです。何度も量り直したのですが、体重計の数字は変わらず。約20年同じ体重を保ってきた私には4㎏増は衝撃でした。
なぜこうなった?まずは原因を探る
体重計の数字を見て、「今までと同じ生活をしてきたのに一体何が起きたの? 」という疑問が湧きました。「コロナ禍で大好きな食べ歩きもほとんどしていないし、家での食事は息子に合わせてあっさりした和食中心なのに……」と自分の食生活を思い出し、原因を探っていきました。
そして脳裏によぎったのは、仕事と仕事の合間によくコンビニスイーツを買って食べていたこと。息子を寝かしつけたあと、テレビを見ながらお酒を飲むのが1日頑張った自分へのご褒美なのですが、その際にポテトチップスなどスナック菓子をつまんでいたのです。
でも、それは昔からの習慣なので、食生活自体はさほど変わっていません。ということは、年齢を重ねて新陳代謝が悪くなっているからカロリーが消費できず太ってしまったのでは?と思いました。
今まで好きな物を食べたいときに食べるという生活をしてきましたが食べる割にまったく運動をしていなかったので、これからは運動することが必要という結論に至ったのです。
限られた時間でできる運動って?
自分なりの原因がわかったので、まず毎日のようにしていた間食を減らしました。そして、次は運動。「日中は仕事だし、夜は子どもを寝かしつけたあとしか時間がないけど、寝る前に激しい運動はしたくないな……」と思いながらネットを検索していて見つけたのが、寝る前のストレッチでした。
代謝を上げるためには、むくみとなる水分や余計な脂肪が不要だそう。寝る前のストレッチは筋肉やコリをほぐし、血流を良くして、むくみを緩和させる効果があるそうです。また、照明を暗くしてゆっくりとストレッチをおこなうことでリラックスし、睡眠の質も向上させる効果が期待できるとのことでした。
寝る前のストレッチの内容はYouTubeから三日坊主な私でもできそうなものを選んでおこなっています。例えば股関節ほぐしや肩を回すストレッチで、簡単で痛くなく続けられそうなものです。動画で見るとわかりやすいし、画面のインストラクターと一緒にストレッチしている気がしてやる気が沸きます。毎晩10分くらいおこなっています。
寝る前のストレッチを始めて2週間ほどですが、体重は1.5kg減りました。そして、ストレッチのおかげか布団に入ってから眠りに就くのが早くなりました。
まとめ
産後はずっと子どものことで頭がいっぱいでしたが、今回の件は自分自身を見つめ直す良いきっかけとなりました。年齢とともに体は変化していきますが、そのことをネガティブに考えるのではなく、自分の理想の体をイメージしてできることを取り組んでいきたいと思っています。このまま続けて4kg落として元の体重に戻るよう頑張ります!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/サトウユカ
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著者:RIKO
夫と2歳の息子の3人家族。2歳児のパワーに圧倒されつつ、仕事に子育てに頑張っている。少し自分のことに目を向ける余裕ができた今日このごろ。