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春のお風呂は要注意!「暖かくなったから…」⇒湯冷めが急増!?春先の乳幼児のお風呂の注意点とは

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、春先の乳幼児のお風呂について教えてくれました。3月・4月の春先は、暖かくなり過ごしやすくなる季節ではありますが、夜はまだ肌寒さも残る時期ですよね。湯冷めなど、春ならではのお風呂での注意点についてぜひ確認しておきましょう!

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師榎本美紀
国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。
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春先のまだ肌寒い時期、湯冷めしないようにお風呂のあとは気をつかいますね。

そこで今回は、春のお風呂で気をつけたいことについてお話ししていきます。

 

春先のお風呂の温度の目安は?

春先は、気温が高くなる日もありますが、まだ少し肌寒さが残ります。お風呂の最適温度は、季節や体調によってその都度適温が変化します。また、子どもと一緒に入浴する場合には、大人がぬるいと感じるくらいがベストだと言われており、だいたい38~39度くらいが適温となります。

 

寒い冬の時期は、湯冷めしにくくするために少し高めの39〜40度を目安にしますが、春は38〜39度程度のお風呂で入浴させるようにしましょう。このくらいの温度のお風呂は、心や体をリラックスさせてくれる効果や、鼻のつまりをよくしてくれる効果があるため、花粉症などに悩む春先には最適ですよ。

 

また、入浴前に事前に熱いシャワーを浴室全体にかけておけば、体を冷やすことなくお風呂に入れることができます。湯船につかる時間は冬よりも少し短めになるように心がけましょう。おおよその目安としては、長くても3〜4分程度が良いでしょう。

 

春先は朝晩は冷え込むというケースが多く、実は湯冷めしやすい時期でもあります。肌に水分がついているとどんどん体温を奪われて湯冷めの原因にもなるため、お風呂から上がったあとのケアも素早くおこなうようにしましょう。

 

お風呂上がりに着替えや赤ちゃんが過ごすお部屋の準備は?

気温が高い夏や気温が低い冬は、エアコンを使用して室温を調整するかと思います。エアコンをあまり使わない春も赤ちゃんのための室温管理は必要です。

 

この時期の気温については地域性もありますが、春でも日中夏のように暑い日があったり、急に夜にかけて寒くなる日もあります。また、1日のうちで気温の変化が大きい時期でもあり、1日で10度以上の気温の変化が発生する時期でもあります。

 

大人であれば対応できる気温差でも、体温調節機能が未熟な赤ちゃんにとっては対応が難しくなります。この時期は、赤ちゃんのための室温管理が重要となってきます。赤ちゃんのまわりに温度計を設置しておき、チェックしてみましょう。

 

もし、快適な室温から少しズレている場合は、衣服やおくるみなどで調節してあげると良いでしょう。気温が極端に上下する日があれば、時期外れであってもエアコンを使用して室温を調整することをおすすめします。

 

まとめ

春先のお風呂の注意ポイントをおさえて、トラブルを予防していきましょう。

 

引用参考文献:『赤ちゃんのスキンケアがよくわかる本』主婦の友社 杉山剛著

 

 

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