小学生の頃のしろみさんにとって父親は、物心ついたときからいない存在。それは「離婚」が原因だったということを知ったようです。
うちが欠陥だなんて言ってないのに…
公園で友だちのお父さんに遊んでもらったしろみさんと弟のショウ。
「楽しかった」と帰宅したしろみさんを待っていたのは、鬼のような形相の母親でした。
ショウとの会話を聞いていたらしい母親は、しろみさんを平手打ち。「うちが欠陥の家族だって、そう言いたいんでしょ!?!?」 と責め立てます。
このことをきっかけに、しろみさんはさらに母親との会話に気を遣うように。
子ども時代のしろみさんは母親から逃げようとしたことはなかったようですが、しろみさんとショウに対する母の態度は普通の家庭のものとはあまりにもかけ離れたものでした。
その日は祖父母の家にお泊りする予定だったにもかかわらず、夜中の1時に母親から帰宅を命じられたしろみさん。帰宅後も、家に母親をひとりにしたことで責められ続けました。
しろみさんの母親の情緒はどうなっているのでしょうか……。
忘れてはいけないことは、しろみさんの母親は一人の女性でもありますが、子どもたちの親だということ。自分の勝手な主張ばかりを貫くのは親のすべきことではありません。
子どもは操り人形ではなく、ひとりの個性を持った人間です。しろみさんが少しでも子どもらしく生きやすくなることを祈るばかりです。
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