記事サムネイル画像

「今までのダイエットではダメ」40代に合った方法で減量に成功!脚のむくみも便通も改善【体験談】

出産、育児、家事にと奮闘する日々を過ごした30代は、ヨガインストラクターとしてヨガによって健康と体形を維持できました。ところが、40代に入ると生活習慣は変わっていないのに体力の低下とともに体形にも変化が……。そして、妊娠中にも経験したことがないむくみと便秘に悩むことに。20代、30代のダイエット法では効かなくなった40代の自分の体を受け入れ、意識改革をして臨んだダイエットの体験談です。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
4 クリップ

 

40代で初めて感じた体の変化

最初に体の衰えを感じたのは、40歳になった年の健康診断で飲んだバリウム排出に苦戦した経験からでした。下剤を飲んでバリウムを排出するという行為を毎年当たり前にこなしてきたのですが、この年のバリウムはうまく排出できず1カ月ほど胃腸の不調が続く事態に。たまたまかもしれませんが、「40代から体のあちこちにガタがくるよ」と耳にしていた周囲の言葉を重く受け止めることになった経験でした。

 

また30代では多少無理をしても切り抜けられたことも、40代では「以前はできた」という経験からのギリギリラインとなり、「なんかだるい」「疲れが取れない」という日々が増えていきました。特に脚の疲れが取れず、血流が滞っているような重だるい感覚がやっと「むくみ」だとなんとなく気付いたのは数年たってから。

 

さらに毎日快調だった便通が滞るようになり、おなかも常にポコッと出ている始末。むくんだ脚は太く見えるようになり、おなか周りにもぜい肉が……。このように徐々に体形が崩れていき、“ぜい肉のないスレンダーなヨガインストラクターはどこにもいなくなっていました。

 

人生最大の体重にショックを受け…

体重計に乗る女性

 

20代、30代におこなっていた置き換えダイエットや糖質制限ダイエットを試みましたが、体重は元に戻っても体形が戻りません。しかし、コロナ禍の影響で週3回開催していたヨガ教室をお休みに。人に会わない生活は日常の運動が十分ではないことに加えて「いつか元に戻る」という根拠のない自信によって、自分の体形を見ないふり、気付かないふりをするにはうってつけでした。

 

そんな中、コロナ禍でもできるオンラインレッスンを開催したことが、現実と向き合うきっかけをもたらすことに。その日はゆったりヨガウエアではなくぴったりスキニーをはいていたため、画面に映った自分の太ももの余分な脂肪を視覚でハッキリと認識できたのです。

 

「わかってはいたけど、ここまでとは」とショックを受けた私は、これではいけないと一念発起! 今まで避けていた体重計に乗り、約5㎏増量という人生最重量の現実を知って愕然としたのでした。

 

そして今までと同じダイエット法ではダメなんだと、どこか他人事だと思っていた「加齢」について考え始めました。なぜ脚がむくむのか、なぜ便秘になるのかをネットで調べてみると、女性ホルモンや筋力の低下によって血行やリンパの流れが悪くなることが原因であるようでした。自分の体も年齢とともに変化し、若いころのように思う通りにはいかない、年齢に合わせたケアが必要なんだと痛感しました。

 

 

生活に+αする足し算ダイエットで効果が!

筋膜リリース

 

20代、30代では、ちょっと太ったかなと思ったら間食をやめたり1食抜いたりするだけで簡単に元の体形に戻りましたが、40代では同じことをしてもストレスになったりげっそりしたりするだけで効果はありませんでした。

 

暗中模索していたら、以前「引き算ダイエット」と「足し算ダイエット」というダイエットの記事を書いたことを思い出し、今までのダイエット法は引き算ダイエットであることに気付いたのです。間食をやめる、1食を抜くといった何かをやめるという引き算ダイエットでは、むくみや便秘を改善できないばかりか貧血などの体調不良を引き起こしたため、加齢による体形の変化には普段の生活に+αする足し算ダイエットが年齢に合っているのではないかと思い立ったのです。

 

筋膜リリースで運動効果をアップ

1つ目の+αは、運動前の5~10分ほどの筋膜リリース。毎日のヨガやウォーキングなどの運動をする前に筋膜ローラーで脚全体の筋膜リリースをおこない、運動効果を高めました。これにより脚のむくみは改善し、余分な脂肪は消え以前よりも脚が細くなりました

 

16時間ダイエットで便通が改善!

2つ目の+αは、野菜とたんぱく質をたっぷり食べること。食べないダイエットではなくしっかり食べることを意識しました。テレビで芸能人が実践している「16時間断食ダイエット」というものを知り、おいしく栄養のあるものを昼間8時間のうちに食べるというダイエット法を無理せずできる日におこなおうと決めたのです。その結果、胃腸を16時間休ませることによって消化機能が回復し、便通が改善!

 

私の場合は前日の夕飯を昼食時にしっかりと食べ、16時半に軽い夕飯をとるという17時~翌朝9時までの16時間断食を実行しました。当然夜にお腹がすきますが、食物繊維たっぷりのオートミールを使ったスコーンやバナナケーキの朝ごはんを楽しみに就寝するのです。

 

9時から17時までの間に3食食べるので間食をする暇がなく、17時以降は断食という縛りがあるため、おなかがすいたら寝ちゃえ!というスタンスが私に向いていたようです。この2つの方法により体重だけでなく体形も元に戻りました

 

まとめ

普段から運動をしている私は、基礎代謝が低下していたであろう30代であっても難なく過ごすことができましたが、40代になると20代、30代と同じ感覚で年齢を重ねていては体形を維持することができないことを痛感しました。

 

年齢を重ねた体の変化とともに意識を変え、現実の自分と向き合うことによって、ストレスなく楽しく健康管理できダイエットにつながるんだと思いました。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

イラスト/村澤綾香

 

 

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:kaco

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    • コメントがありません

  • あわせて読みたい

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック▶︎