こんにちは。ママライターの小林まなみです。授乳ママの中には卒乳と断乳の違いがよくわからない方もいると思います。そして、授乳中は周りの人からも、いろいろと言われることが多いですよね。私自身もそうでした。ここでは、そんな授乳ママに読んでもらいたい卒乳と断乳についてご紹介します。
卒乳と断乳の違い
卒乳とは、母乳やミルクを飲んでいる子どもが自分の意思で飲むのをやめること。断乳とは、親の都合で授乳をやめさせることだといわれています。
私は当初この違いがよくわかっておらず、どちらも同じ意味なのだと思っていましたが、実際はまったく違いました。ママの中には職場復帰する方もいますし、もともと母乳があまり出ず、早めに離乳食に切り替えるママもいます。
私はとくに急いでやめる理由もないので卒乳を選び、現在、子どもは2歳半ですがまだ授乳中です。
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それぞれにメリットとデメリットがある
助産師さんによると卒乳は子どもがその日を自分で決め、その分安心感が長く続くため、その後の子どもの精神安定に繋がるのだそう。親は何も決めないので、ひとりで外出できない、飲酒できないなどの制限は長期間に及びます。
断乳は親がその日を決めるため、職場復帰予定のママだとその後とても楽です。子どもは急に母乳やミルクが飲めなくなるので不安になったりするかもしれませんが、ある程度、言葉がわかる年齢なら話をすれば理解するそうです。
どちらを選ぶのも自由
日本は、授乳についていろいろ言われることが多い国。私は医者にかかる際にもうやめなさいと言われ、年配者からも批判的なことを言われます。でも、どちらを選ぶにしろ、自由に決めていいと私は思います。
中にはママの病気が原因で早く断乳した方もいますが、お子さんは元気です。授乳期間がどうであれ、子どもはちゃんと育つんだと私は実感しています。私はまだ授乳中ですが、食が進まないので離乳食を早く進めたいのであれば断乳がおすすめです。
卒乳も断乳もいちばん大事なのは、自分たちにとってどちらがベストなのかを考えることだと思います。その家庭ごとにさまざまな事情があるので、人にいろいろ言われても私はこれでいいんだと、ぜひ自分を信じてあげてくださいね。(TEXT:ママライター小林まなみ)