3度の喫煙が発覚! なかなか禁煙できない夫と交わした誓約書
私と夫は職場内結婚し、交際時は2人とも喫煙者でした。結婚を意識するようになってからは、禁煙も視野に入れて比較的害の少ないと言われる電子タバコへ変更。そして、結婚を前提として同棲を始めたころから、健康面や、経済面への負担、さらに賃貸住宅が汚れるのを避けるため、「今後一切吸わないこと」を誓いました。その後、入籍して第1子を妊娠。
妊娠4カ月ごろ、夫の服のポケットにペンのようなものが……。取り出すと、なんと捨てたはずの電子タバコが! すぐさま夫に「吸ってたでしょう?」と問いただすと、「処分し忘れていただけ」と主張。夫は私の目に見えるように電子タバコを処分してくれました。しかし臨月を迎えたころ、気になることが。夫のトイレ滞在時間が長くなったのです。夫が入ったあとのトイレに行くと、電子タバコの臭いがしたため 夫を問い詰めると「やめられなかった」と白状。そのときは、今度こそやめると言う夫を信じ、家事を率先してやってもらう条件付きで和解しました。
無事出産を終えて半年後、また夫のトイレが長くなりました。トイレに入ると、違う種類の電子タバコの臭いが! 3度目の発覚ということもあり、3日ほど冷戦状態が続きました。このまま私の意見を伝えるだけではなんの解決にもならないと感じた私は、夫に誓約書を作ることを提案。怒りだけで決めつけず、夫の意見も誓約書に取り入れることにしました。
2人で話し合った結果、基本的にはタバコを吸わないことを前提にがまんできずどうしても吸いたいときは、黙って吸うのではなく申告することを約束。職場の同僚との付き合いなどは仕方ないと妥協しました。さらに、「喫煙できるのはベランダのみ」「喫煙後は5分経過するまで入室禁止」の2つのルールを設けました。その後、夫はタバコを徐々に我慢するように。一方的に禁止するのではなく、夫婦で話し合い妥協点を見つけることが重要だと感じた出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※受動喫煙であっても、日常的にタバコの臭いや煙を感じる場にいると、ママがタバコを吸っているのと同じような影響があると言われています。一方、服や部屋にしみついたタバコの臭いが、胎児への悪影響を及ぼすというデータはまだ十分にはありません。しかし、ベランダとはいえ喫煙者がいる環境は妊婦にとって望ましくないです。
また、電子・加熱式タバコに関してのデータは少なく、赤ちゃんや妊婦に対しての健康被害に関する詳しい情報はわかっていません。しかし、ニコチンやタールなど有害物質が紙タバコと同程度の量含まれているため、妊婦や子どもがいる家庭での喫煙は控えましょう。
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監修/助産師 松田玲子
作画/Pappayappa
著者:倉岡えり
1歳娘を育てる20代ママ。編み物が好きで産前はよく小物を編んでいた。娘と夫とハリネズミの、3人+1匹暮らし。夢中になったら、他のことが手につかないのが弱み。