入院中の9日間でぺ子さんが行き来できるのは、病室と新生児室のみとなっていたため、コンビニへ行くことはあっさり却下されてしまいました。そして迎えた予定帝王切開当日の早朝。手術の前に浣腸をする際、「できれば10分は我慢してくださいね。すぐトイレ行っていいですけど、なるべく10分は……」と看護師さんに言われたぺ子さんでしたが……!?
浣腸に耐え、準備万全でいざ手術室へ向かうと…!?
浣腸をしてもらった途端、ぺ子さんのおなかがぐぎゅるるる……と鳴り始めました。まだ30秒ほどしか経っていないのに、10分も我慢することに驚くぺ子さん。
「無理無理無理! 痛すぎて死……」
結局1分しか耐えられず、トイレへ行ってしまいました。そして点滴の管を入れ、いざ手術室へ向かうと……案内された手術台は想像よりとても細く、落ちないか不安になるぺ子さんなのでした。
浣腸されると、強い便意を感じます。浣腸液を腸管内にある程度の時間とどめて腸に刺激を与えることが目的とはいえ、10分も我慢できる人は少ないかもしれません。手術室に入ってからも、不安は尽きることはないかもしれませんが、医師や助産師さんを信じて手術に臨めるといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子