「大人でも引っ張られるのに……」と不安なしろみさんですが、この家では母親が決めたルールが絶対。従う以外の選択肢はありませんでした。
母の言いつけを守ろうとして…
猫を追いかけて猛ダッシュしたゴン太に、思いっきり引っ張られてしまったしろみさん。それでも母親の「絶対リードを離すんじゃないよ」という言いつけを守ります。
結局、めちゃくちゃに地面に引きずられ、顔も手もズボンも擦り傷で血だらけになってしまいました。
ところが家に帰ったしろみさんを見て、母親が心配したのは「服」。
しろみさんは、母親の態度に涙があふれて止まりません。そんなしろみさんを見てもなお、母親はしろみさんを責め続けるのでした。
新品の服だったとしても、服はいくらでも替えがきくものです。ですが、しろみさんはこの世でたったひとりの大切な娘のはず。
母親としてかけるべき言葉は、ほかにもっとあったのでは、と思ってしまいますね。
このようなことを続けていたら、しろみさんの身にもっと大きな事故が起きてもおかしくはありません。いなくなってから大切なものに気づいても、時間を戻すことはできない、ということを母親にも早く気がついてほしいものですね。
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