エーコさんの話を聞いて申し訳なく思ったシィさんが「別のプレゼントを用意するね」と伝えると、「私は使わないけど、他に欲しい人がいるかもしれないからもらっておく」と言うエーコさん。「それって、誰かにあげるとか、どこかで売るってこと!?」と、シィさんはまたしてもショックを受けます。
シィさんは、たとえもらった物が自分にハマらない物でも、相手には「うれしい」と伝える派。価値観の違いかもしれないけれど、「もしかして私って、下に見られてる?」と悲しくなりました。
出産祝いにダメ出しを受けてから、何となくエーコさんと疎遠になってしまったシィさん。
そして、数年が経ち……。
疎遠になっていた友人から突然の連絡
シィさんは、結婚してしばらく経ってから、女の子を妊娠・出産しました。
そして、娘ちゃんに歯が生えたころ、虫歯にならないように家族みんなでチューすることを我慢しながらも、楽しく過ごしていたある日……。
久しぶりにエーコさんから連絡がありました。
贈った出産祝いにダメ出しをされてからは、片手で数えられるほどしか会っていません。
シィさんは、少し迷いましたが、お互いに子育てをしている今なら、対等に話せるかもしれないと思って、会ってみることにしたのでした。
苦手な人や、嫌なことがあった人でも、ある程度の時間が経つと、当時の嫌な気持ちが薄れていくことはありますよね。皆さんは、一度関係が気まずくなってしまった友人・知人から「久しぶりに会おう」と連絡がきた場合、気持ちを新たに会ってみようと思いますか? また、もし会わない選択をした場合は、どのように断りますか?