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「ジジッ! ジジッ!」マシンor手動!? 乳輪のタトゥーってどんなもの? #乳がん絵日記 47

「乳がん絵日記」第47話。2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。浸潤性小葉がんの診断を受け、右胸の全摘と左太ももの自家組織を用いた乳房再建手術をおこなったこほこさん。乳房と乳頭の再建をおこなったこほこさんですが、乳頭は皮膚と同じ色をしておりただの出っ張りのように見えていました。そこで、乳頭を着色し乳輪を作ることにしたのですが……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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こほこさんは乳がんの手術から1年が経過し、心身の変化に悩みながらも治療を続けていました。術後1年の検診でも大きな異常は見つからず、今後も自分の体とうまく付き合っていく方法を探していました。

 

そんな中、乳頭の再建手術から2カ月近くが経過したので、再建した乳頭を色づけし乳輪を作ることにしました。

 

乳輪のタトゥーとは?

#乳がん絵日記47

 

#乳がん絵日記47

 

再建した乳頭は縫い目もあまり目立たなくなり、手術直後よりもナチュラルな仕上がりになっていました。

 

術後すぐのころは腫れがあり乳頭周囲に赤みも出ていたので、大きめの乳輪のようにも見えていました。しかし、それも日に日に落ち着いてこのときには黄色味のあるベージュのような色合いでした。

 

手術の説明から手術終了まで合計で1時間しかかからず、短時間で終わらせることができました。

 

乳頭付近に麻酔をしたのですが、皮膚の感覚がないので痛みはなく、終わってからもむずがゆいくらいで痛み止めも不要でした。

 

形成外科の先生が色を作って機械でジジッと施術してくれたのですが、見えなかったこともあり詳細に何をしているのかはわかりませんでした……。

 

シャワーは翌日からOKで、1週間は軟膏を塗るように言われました。費用は自由診療で55,000円くらいかかりました!

 

 

#乳がん絵日記47

 

#乳がん絵日記47

 

1回目の乳輪タトゥーから1カ月半の経過観察時、全体的に色が薄くなっており、特に乳頭の色落ちしてしまっていたので2回目の乳輪タトゥーをすることになりました。

 

どうやら、乳頭や乳輪に色を付けるタトゥーは1回ではなかなか定着しないのだそう。

 

1回目の施術後すぐは、健側(手術をしていない左側)よりも濃い茶色になっていたものの、色落ちすると左側に近い薄茶色になっていました。

 

4カ月後に2回目の施術をおこないました。

 

色落ち具合を確認して色を調合し、今度は針でプスプス。機械ではなく5本の針を使って、手動で色を入れてもらいました。

 

施術自体は20分くらいで終わり、ベージュだった乳頭が赤茶色っぽくなり、しっかりと色が入っているように見えました!

 

このときもやはり前回と同じで少しむずがゆさがありました。

 

その後は2カ月後くらいに診察して、色が落ちてたらまた入れるとのことでした。

 

 

再建した胸をより以前の状態に近づけるために、乳頭と乳輪に色付けのタトゥーをおこなったこほこさん。こほこさんの肌に合わせて先生が色を調合し、機械や針を使って色を入れていったのだそう。全摘と聞くと、「自分の胸がなくなってしまうなんて……」と思ってしまいますが、タトゥーなど元の胸を再現できるような治療があるなんてびっくりですよね!

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこほこ

    2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。

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