右胸の全摘、再建手術から11カ月がたったころ、乳頭の再建手術をおこなったこほこさん。再建した乳頭はしっかりと保護していたおかげで、縮んだりすることなくきれいな形を保っていました。
手術から1年が経過し、現状を確認するために検診を受けることに。そこで主治医からこほこさんにまさかの事実が伝えられました。
ホルモン療法を開始してから1年が経過して
術後1年の検診では、採血や超音波、マンモグラフィ、CT検査などを受けました。
月曜日だったこともあり、病院は激混み! 採血の順番待ちをしている間にCTの予約時間になってしまったので、先に超音波検査から受けることになりました。
その後、採血をしてもらい、すぐにCT検査へ。
次にマンモグラフィーをおこないました。右胸は全摘しているため、検査したのは左胸だけです。
乳腺外科で結果を見ながら診察をしてもらうのですが、時間に余裕があったため、ホルモン療法で半年に1回注射しているリュープリンを打ってもらいに行きました。
検診の結果、左胸のマンモグラフィーに異常はないということでした! 腫瘍マーカーというがんの有無を確認する検査もおこなったのですが、そちらも問題はありませんでした。
診察の最後、主治医の先生が産休に入りこの病院には戻ってこないということを聞きました。
乳がんの疑いがあるときからずっとお世話になっていた先生だっただけに、思わず涙が……。
1年3カ月もの間、私と一緒に闘病してくれた先生には感謝しかありませんでした。
2021年4月にホルモン療法を開始した私。そこから1年間は体や心にいろいろな変化がありました。
ホルモン療法では女性ホルモンであるエストロゲンの生成を抑えるため、この1年で一気に老化が進んだ感覚がありました。
ホットフラッシュや関節痛など更年期症状に悩まされるようになり、生活の質が下がってしまったように思います。
もちろん、ホルモン療法はがんの再発を予防するために必要な治療なので、ある程度副作用があることは承知しているですが……つらいと感じることもたくさんありました。
特に体力低下と集中力の低下は仕事にも支障が出てしまい、切実な悩みとなってしまいました。仕事は大好きなので、周囲に事情を説明して支えてもらいながら働いています。
他にも3カ月で3kgも体重増加してしまい、まさかの二重顎に……。
以前よりも痩せにくくなってしまっているので、何かいいダイエット法はないかと模索しています(笑)。
あれよあれよと変化する心身に対し、自分なりに対策を打ってうまく付き合っていきたいなと思います。
手術やホルモン療法の開始から1年が経過し、1年前と現在では体に大きな違いがあることを実感したこほこさん。特にホルモン療法では女性ホルモンの生成を抑えるため、ホットフラッシュなどの更年期症状に悩まされることに。こほこさんは変化していく体との付き合い方を前向きに考えているようでした。皆さんは変化する体に対し、自分なりの付き合い方はありますか?
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