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「しなだれちゃう!」再建した乳頭を保護するアイテムは超身近なものだった! #乳がん絵日記 45

「乳がん絵日記」第45話。2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。浸潤性小葉がんの診断を受け、右胸の全摘と左太ももの自家組織を用いた乳房再建手術をおこなったこほこさん。全摘手術から約1年経過したところで乳頭の再建をおこない、抜糸をする日になりました。その日、乳頭を保護するために医師から渡されたものとは……。

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医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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日帰り手術で乳頭の再建を受けたこほこさん。久々に自分の右胸に乳頭があるのを見たこほこさんは、なんとも言えない温かな気持ちになったのだそう。

 

乳頭の再建手術から9日後、こほこさんは形成外科で抜糸をしてもらいました。その際、乳頭を保護するために医師からとあるものを渡されました。

 

乳頭を保護するために渡されたもの

#乳がん絵日記45

 

#乳がん絵日記45

 

抜糸をしたら薬を塗る必要がなくなったので、ガーゼも不要になりました。

 

再建した乳頭は縮みやすいらしく、形を崩さないために中央に穴が開いた厚さ1.5cmくらいのスポンジで乳頭を保護するのだとか。スポンジは胸にテープで固定していました。

 

お風呂のたびにスポンジを洗い、なるべく長い期間貼って保護するように言われました。

 

しかしある日、スポンジを胸に貼るためのテープが細いものしか見当たらず、それを貼ったら寝ている最中に外れてしまっていました……。

 

そしてなぜか自分の腕で胸を圧迫してしまうという。ハッと目を覚まして確認するとしなだれている乳頭を発見。

 

心なしか乾いてハリもなくカサカサしてる。若干縮んだようにも見えました。

 

これを機に、寝るときは太めのテープで固定することを徹底!

 

その後も保護を続けていたのですが、スポンジだと服の上からも四角いシルエットが見えるので、しばらくしてから、ベビー用品の乳頭保護器に変えました。

 

胸に自然にフィットする形状で肌にペトッとくっつくので、スポンジより外れにくいのがいい点でした。

 

これで4カ月間保護したおかげか乳頭は縮むことなく、半年たってからは保護をしてないけれど大きな変化はありません。

 

 

#乳がん絵日記45

 

2022年3月のとある日、2021年1月から12月までの医療費控除を申請するため、確定申告の書類を送りたく郵便局に駆け込みました!

 

間に合わないかも! と思ったのですが、締切日当日の消印有効てネットに書いてたので信じて出たところ、無事に受領されました。

 

乳がんの疑いで検査や受診が始まったのが2021年1月。右胸の全摘と左太もも自家組織での再建手術が3月。

 

病理組織診断を受け、ホルモン療法の開始が4月。再建した乳房の成形のための脂肪注入や引きつれた傷をきれいにする手術が9月、右胸の全摘から半年後の検査が10月でした。

 

私が入ってた保険では入院や手術への保障はありましたが、検査や診察の費用、日々のお薬代、自由診療になってしまう脂肪注入の手術などは適用外なので、控除の対象として書類に記入しました。

 

その他にも胸や太もも用のガーゼや包帯、傷用のテープ、通院の交通費など、ちりも積もればなんとやら……。

 

ホルモン療法で使用しているリュープリンも高いなぁと改めて思いました。

 

 

再建した乳頭を保護するためにこほこさんが医師から渡されたのは、スポンジだったのだそう! こほこさんはスポンジのシルエットが服の上に出てしまう、寝ている間に取れてしまうということで、他の乳頭保護用品を使用していたそうです。胸にスポンジを当てて生活するなんて想像もしないことですから、びっくりしてしまいますよね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこほこ

    2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。

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