そのとき、ある1人の看護師・A子が病室に来て「私がいますから安心してくださいね」と。最初私は感謝していたのですが、「私の名前と1文字違いですね♡」と言い、夫と大盛り上がり!
しかも、夫の担当ではないのに、わざわざ話しかけにくるのです。
担当外の夫の部屋に通い詰める看護師……
翌日私がお見舞いに行くと、A子が夫の口に薬を入れているところを目撃! 「退院が決まったら連絡するから、もう来なくていいぞ」と夫に言われ、「面会の時間は終わりで~す」とA子に追い出されてしまいました。激怒しながらも、私は夫からの連絡を待つことに。
1週間後に連絡があり病室に行くと、「お前は薄情な女だ、俺はA子と結婚する!」と言うではありませんか!
どうやらA子は他の看護師に怒られながらも、担当外の夫の病室に通い続けていた様子。A子の行動に心動かされた夫は「彼女のために生きる!」と決意。
上司に知らされ、職を失う2人
突然病室の扉が開き、病院の理事長が入ってきました。実は、「看護師が夫に手を出して離婚危機なんです」と私が連絡を入れたところ、来てくれたのでした。
理事長は「他の看護師に負担をかけたあなたはクビ」とA子に言いますが、A子は反省するどころか「夢の専業主婦生活の始まりね♪」と喜んでいます。
そこでもう1人のスペシャルゲスト・夫の上司が病室に入ってきました。「顧客の病院で、ずいぶん快適な入院生活を送っているようだね」と部長。入院中の病院は、夫の職場の大手取引先だったのです!
夫は上司からこっぴどく怒られ、仕事を続けづらくなってしまいました。
悪びれもせず不倫を公表した2人に、私は慰謝料を請求。慰謝料の返済に追われると知った2人は顔面蒼白!
運命と見せかけて、お金目当てだった女
その後、A子は「大手企業勤めで子どもなしだけが魅力だったのに、職失ったら意味ないのよ!」と言い放ちます。
A子は既婚未婚関係なく、お金を持っていそうな患者に手をだしていた様子。運命なんて信じていなかったのです。
結局破局した夫とA子でしたが、慰謝料の請求に追われているそうですよ。周囲への迷惑を考えず自分勝手な行動をすると、自分に返ってくるのですね。