エーコさんの表情が曇ったことに気づかないシィさんは、しばらくは何事もなく、エーコさんとお互いの近況報告をしていました。
話の途中で、娘ちゃんのスタイが濡れていることに気づいたシィさんは交換します。すると、その姿を見ていたエーコさんが「シィちゃんって、めっちゃ過保護だよね」と言い出しました。さらに、「親が全部やってあげると、自分から動かなくなっちゃうよ」「うちの子は、シィちゃんの娘ちゃんと同じ月齢のときには、すでに意思表示ができていた」など、独自の子育て論を語りだしたエーコさん。子どもの発達を比べられたようで、シィさんはモヤモヤしてしまい……。
私の子育てにもダメ出し…?
シィさんの子育てについて指摘を続けるエーコさん。
「あれこれ先回りしたら、子どもの成長のチャンス奪っちゃうよー?」
「さっきも息子のことを注意していたけど、私なら見守るな〜。年上の子から学ぶことって多いんだよ」
「私は、息子が小さいころから自主性を大事にしてきたから、息子はシィちゃんの娘ちゃんくらいのときには、しゃべっていたし、いろいろなことができていたよ」
エーコさんの言葉に、「それって、私の子育てがダメってこと!?」と落ち込むシィさんなのでした。
子どもの成長スピードはそれぞれなので、自分の子どもと比べて、人の子どもの成長が遅いと指摘するの良くないですよね。同じ月齢の子ども同士を遊ばせるときは、見守ることもありますが、少し大きな子が赤ちゃんに対して危ない接し方をしたときには、教えてあげることも必要です。
エーコさんは、シィさんに自分の子どもを注意されて、言い返しただけのようにも感じます。皆さんは、人から自分の子どもへの注意を受けたとき、きちんと受け止めることができますか?