職場の休憩室でごはんを食べていたら…
子どもが生まれて生理が再開すると、産前と比べて格段に経血量が多くなり、生理周期も不安定になってしまいました。「そろそろ生理がきそうだな」となんとなく予想してナプキンを着けておくのですが、その通りに生理がきたりこなかったり。まだ先だろうと思っていたのに前倒しで生理がきてしまって、下着に経血が漏れてしまうこともありました。
その日、職場の休憩室でお昼休憩をとっていた私。休憩室は和室になっていて畳が敷いてあるのですが、私はそのとき畳に座ってごはんを食べていました。食事を終えて仕事に戻ろうと、その場を立ち上がって休憩室から出ようとしたときのことです。私と入れ違いで休憩室に入ってきた同僚男性がこう言い放ちました。
「あれっ、畳に血がついてる。誰かケガしてる?」と。
男性の視線の先は…
男性の目線の先を見ると、そこは私がさっきまで座っていた場所! どうやら私はいつの間にか経血漏れをして、畳を汚してしまっていたようなのです! すぐに「(あっ! 私だ!!)」と気づいたのですが、 「私です」とは恥ずかしくてなかなか言い出せません……。
すると、もともと休憩室にいた同僚女性が事情を察したのか、「誰かケガをしてしまったのかしら?とりあえずティッシュで拭いておきますね」とフォローしてくれたのです! おかげで、なんとか同僚男性には私の経血とバレずに済みました。
助けてくれた同僚女性に感謝
産後に生理不順になってしまった私は、なんとなく「そろそろ生理がくるかな?」と思ったら、小さめの生理用ナプキンを着けて備えておくのですが、この日に限って着け忘れてしまっていて、突然生理がきて経血が漏れてしまったようです。
ピンチを救ってくれた女性には、あとから「実は急に生理がきてしまって……」と申告して謝りました。その方いわく「誰か生理になって汚しちゃったのかなと思ったけれど、その場では言わなかった」とのことです。彼女の気づかいには本当に救われました。
その後、急いで更衣室で下着とズボンを予備のものに着替えてナプキンを装着。みなさんが休憩室を退出してから、汚してしまった部分をしっかりアルコールで消毒したら、シミにはならずきれいに経血汚れは落ちました。
今振り返ると、その日は朝から「そろそろ生理がくるかな?」と思うような症状が出ていた気がします。それに気がついてあらかじめナプキンを着けていれば……と後悔しました。きちんと考えて行動しなかった自分を反省し、生理不順のせいで経血漏れを起こすのはこれで最後にしたいと思った私は、これをきっかけに病院へ行き、生理不順や経血量の多さを相談するようになりました!
監修/助産師 松田玲子
文/よしみ ももさん
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