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「今しばらくって?」八方塞がりの幼稚園選びに困って市長に訴えるとまさかの返答が… #幼稚園難民になった話 7

「幼稚園難民になった話」第7話。とりこさんには発達グレーゾーンの息子・ねこ太がいます。とりこさんは、ねこ太を幼稚園に入れようとするのですが、たくさんの困難が待ち受けていました。ねこ太の幼稚園入園を実現させるための長い戦いとは…。

ねこ太を幼稚園へ入れるため、近隣のいくつかの幼稚園に問い合わせたとりこさんですが、ことごとくお断りされてしまいました。療育の先生に勧められ公立幼稚園を探していたとりこさんでしたが、発達グレーゾーンの子どもが入園しにくい現状を知ります。現状を変えてほしい、という希望を込めてとりこさんは教育委員会に電話をしますが、わかったことは発達障害の子どもが増えているということを把握しながらも、話し合いの見通しすら立っていないということだけでした。

教育委員会に訴えても、今の状況は変わらないという現実を目の当たりにしたとりこさん。すると、とりこさんは諦めず、意外な手段をとることにしました……!

この人なら!!ある人物へ手紙を送ることに…

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わずかな期待を込めて、市長へ手紙を書くことにしたとりこさん。


手紙を出してしばらくしたころ、市役所の秘書課を通じて返信がきました。市長からの返事にはとりこさんからの訴えを理解したうえで、市全体で動いていきたいとの内容が書かれてはいるものの、問題が大きいだけに、検討には「今しばらく」時間がかかると書かれていました。

 

制度には多くの関係機関があり、それぞれで調整が必要なため対応に時間がかかってしまうのは仕方のないことですが、子どもたちにとっての時間の重みは大人とはまったく違います。

 

とりこさんは、その貴重な時間を待つことに使っていいのかと悩んでしまうのでした。

 

 

確かに行政に関わることを変えていくには、時間も手間もたくさんかかることでしょう。しかし、子どもたちの成長も止めることはできません。

 

とりこさんのように勇気を出して声をあげていくことで、少しでも早く行政が動き出すきっかけになっていくのかもしれないですね。

 

ねこ太の入園問題についても、一刻も早く行政のバックアップが進むことを願うばかりです。

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター鳥野とり子

    2017年1月に27wで930グラムの息子ねこ太を出産。Instagramにて、早産に至ったエピソードや、保活のお話、発達障がいのお話を描いています。

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