パニ子は33歳の主婦。夫のユヅルとは10年前に結婚し、7歳の娘・パニ美と3人暮らしです。結婚後すぐにユヅルの海外転勤が決まり、このたび10年ぶりに日本での生活をスタートさせました。
孫の挨拶を無視する義母
パニ子とユヅルの出会いはパニ子のバイト先のカフェ。ユヅルにアプローチされたものの、「大手企業に勤めるユヅルと中卒の自分では釣り合わない」とパニ子は躊躇していました。しかしユヅルの熱意に負け、義母の反対を押し切って結婚したのでした。
パニ美にとって、日本で初めて過ごすお正月。「お年玉もらったら、何に使おうかな♪」とワクワクしています。でもパニ子には少し気になることがありました。それは、義母のパニ美への態度。義父に先立たれた義母は近くで一人暮らしをしているのですが、パニ美が挨拶をしても無視するのです。
「中卒の嫁の子だから」とパニ美だけお年玉なし
義実家に着くと、ユヅルの2人の姉がそれぞれ3人の子どもたちを連れてきていていました。パニ美が「明けましておめでとうございます! ばあば、今年もよろしくお願いします」と挨拶をしても、やはり無視。
その様子を見ていた義姉たちやユヅルが義母に注意をしても「気分が乗らないから挨拶しないだけよ」とまったく悪びれる様子もありません。
義母は「孫ちゃんたちお年玉よ♪」と孫たちにポチ袋を配り始めましたが、パニ美には渡さず「これでお年玉は終了!」と言いました。
「パニ美ちゃんにお年玉あげて!」と義姉たちが怒りますが、「中卒の嫁の子はお年玉なし」と信じられない発言。
ユヅルも激怒し、そのまま義実家を後にしてパニ子の実家へ行くことになりました。
パニ美が考えた、復讐するための秘策とは
パニ家でパニ美が挨拶をすると、「上手なご挨拶ね!」とパニ子の両親や親戚一同大喜び! みんなからお年玉をもらい、ようやくパニ美に笑顔が戻りました。
数日後、パニ美が学校の参観日におじいちゃんとおばあちゃんを全員呼んでほしいと言います。驚くユヅルでしたが、パニ美の願いを叶えてあげることに。
参観日にはパニ子の両親と義母が出席。そして授業内容は「私の家族」というタイトルの作文の発表です。
授業参観で、すべて暴露された義母
パニ美の発表の出番になりました。「母方のおじいちゃんとおばあちゃんは、優しくておもしろくて、日本に来たばかりの私になんでも教えてくれます。でも父方のおばあちゃんは私を無視して、母が中卒という理由で、私にだけお年玉をくれませんでした。私がおばあちゃんになっても、父方のおばあちゃんみたいにはなりたくないです。」と作文を読んだのです。
周囲の目を気にして慌てた義母は、パニ子・ユヅルに謝罪をしたいと言ってきましたが、2人は拒否。義母相手に慰謝料を請求することにしました。浪費家な義母は貯金も無く、借金をして住み込みで働きながら慰謝料を返金する日々。義姉たちとも絶縁状態になったそうですよ。自業自得です。
学歴は立派な財産ですが、学歴だけがすべてではありません。子どもは大人の言動をきちんと見ています。子どもの見本となるような大人でいたいものですね。
スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、スカッとエピソードをご紹介しました。YouTubeチャンネルから毎日更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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