帰宅すると、すでに母親は寝ている様子。しろみさんも翌日の準備をして、すぐに横になります。ところがしろみさんが寝入ったころ、なぜか防犯ベルで母親に起こされて……?
母親の話を聞いて、ショックで頭は真っ白に…
※コロナ渦前のお話です。
しろみさんが教員免許の履修と並行して、内緒で受けていた会社の選考を、勝手に断っていた母親。
第一志望だっただけに、しろみさんはショックで寝つけなくなってしまいました。
それでも翌日は、教育実習の集大成である研究授業をおこなう日。熱が出てしまったものの休む選択肢はないようで、ふらふらな状態のまましろみさんは教壇に立ちます。
その後無事に最終日を終えたしろみさんですが、帰宅すると昨日泣いて帰ったことが母親にバレていた様子。
しろみさんは正直に痴漢にあったことを話しますが、母親がやさしい言葉をかけてくれるはずもありません。案の定母親からの心無い言葉の数々に、しろみさんは怒りを通り越して虚しさを感じてしまうのでした。
娘が危ない目にあったというのに、なぜこの母親は心配すらしてくれないのでしょうか……。もう言い返す気にもなりませんね。
これまで母親の言う通りの道を歩んできたしろみさんでしたが、ようやく「これ以上思い通りになってたまるか。」と決意。
これからは自分の意思をしっかりと持ち、母親の言動に振り回されることなく自由に人生を歩んでいってほしいですね。
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