こんにちは。ママライターの山野美由紀です。子ども自身でできることが増えてくると始まるのが「イヤイヤ期」。何を言っても、どう誘ってもイヤイヤで困るお母さん方も多いと思います。イヤイヤの理由ってなんなのでしょうか?わが家で起こったイヤイヤの体験談をお伝えします。
ママ、見ててね!
子どもって大人の行動をよく見ています。見ているからこそ次はやってみたいという気持ちが出てくるのです。わが家でも、自分で靴を履こうとしているのに、約束の時間が迫り、ついつい手伝ってしまってイヤイヤが始まりました。
子どもからすると「やらせてよ!」という気持ちですね。ママにできるところを見せたいだけなのです。
男の子だってスカート履きたいもん!
5歳女子、3歳男子、1歳男子という構成のわが家。男の子でもお姉ちゃんってあこがれの存在のようで、何でも姉のマネをします。そこで出たのが息子の「スカート履きたい!」という気持ちからのイヤイヤ。
出かけるからズボンにしてほしかったのですが、考えてみると2~3歳の子どもにとってはズボンもスカートも同じですよね。もちろん、周りからはあれ?と思われましたが、息子の満足そうな顔を見てほっこりしました。
何がいやだったのかわからない
イヤイヤが始まると、だんだんエスカレートしてきて、手に負えなくなることもしばしば。うちの子たちも、最初はちゃんとした理由があってイヤイヤしていたのに、ここに眠気が入ってくると、もう何が何だかわからない状態になります。
ここまでくると、本人にも理由はありません。自分でもよくわからないー!というイヤイヤです。「原因がわからなくなっているなんてかわいいな」と思い過ごすようにしています。
わが子に「イヤイヤ」言われるとついつい心に余裕がなくなってきますが、原因となる理由を考えてみると、子どもなりの理由があるんだと感じました。そう思うと自分にも余裕が出て、ついつい笑ってしまいます。(TEXT:ママライター山野美由紀)