帝王切開での出産後、目が覚めてからズキズキする痛みを抱えていたペ子さん。おなかが裂けてしまいそうでクシャミをするのも怖く、一睡もできない夜がやっと明けたと思ったら、痛み止めはどんどん追加してもよかったと言われてしまいました。そんなぺ子さんに追い打ちをかけるように、看護師さんがにっこり出してきた指令とは!?
眠れぬ一夜が明け、笑顔の看護師さんから次々と指令が…!
笑顔の看護師さんから手渡されたのは、なんと子宮収縮剤でした。「殺す気か!?」と真顔でツッコミを入れてしまったぺ子さん。そして、次なる指令は体を起こすこと。ぺ子さん、すでに「?」マーク状態。さらに追い打ちをかけるように下された指令は、今日から歩くこと……!
もはやすぐには理解できなかったペ子さんは、真っ白になってしまいました。「戻ってきて」と看護師さんに心配されても、「ムリです」と返すのが精いっぱい。
看護師さんの指示に従って横向きになり、ベッドの手すりにしがみつきつつ、ゆっくりゆっくり起きてみたところ……。実際にやってみたら、意外と痛くなくてひと安心。寝ているとおなかの傷が引っ張られるからかもしれないと説明を受け、納得していると、そのまま歩行練習に……! 「今日のタスクおしまい!」と宣言するぺ子さんに、「やりますよッッ!!」とあきらめない看護師さんなのでした。
ここでも「それはムリです」と速攻で断るぺ子さんの気持ち、経験者なら「わかる!」という人もいるかもしれませんね。けれど看護師さん、有無を言わさずの様子にさすが、手慣れている感があります……! ともあれ、早くぺ子さんの体力が回復するといいですね。
監修/助産師 松田玲子
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