わっちちゃんの腹痛はたまたまなのか、そうではないのかが判断できないままでしたが、学校まで付き添ったあと、仕事に向かうことにしたねこじまさん。
しかし、わっちちゃんは、なんだか不安げな表情。
学校の近くまできたとき、これまでの腹痛がたまたまではないということが判明し……。
「学校が嫌だから行けない」のではなく…
学校の近くまでくると、「ドキドキして、おなか痛くなってきた……」と泣き出すわっちちゃん。
引っ越してきて友だちもおらず、慣れない環境の中、頑張っていたのです。
てっきり、「学校が嫌だから行けない」のではと思っていたのですが、本当の理由は「お母さんと離れるのがつらいから」とのことでした。
「お母さんと離れたくない」
これは1年生になってから、初めて口にした気持ちだそうです。
胸の内を吐露してくれたわっちちゃんは、迎えにきてくれた学年主任の先生と一緒に、泣きながらも教室に向かったのでした。
わっちちゃんの気持ちも、ねこじまさんの気持ちも汲み取って、明るく接してくれる学年主任の先生の存在は、本当に頼もしくてありがたいですね。
ねこじまさんも、先生のことを「明るくて、やさしくて、神です」と振り返ります。
小学校へ入学したばかりの子どもたちは、親元を離れる心細さから、不安定になってしまうことも。親子そろって小学校生活への不安を感じているときに、この学年主任の先生のように、生徒一人ひとりを気にかけて見守ってくれる存在がいると、とても心強いですね。