てっきり、「学校が嫌だから行けない」のではと思っていたねこじまさんですが、本当の理由は「お母さんと離れるのがつらいから」とのことでした。
振り返ってみると、わっちちゃんは以前から環境の変化に敏感な子だったそうです。
弟が生まれたとき、
幼稚園に入ったとき、
夫と離れて暮らしていたとき。
それぞれ症状は違えど、今までにも何かしらの形で、心のSOSが体や行動に現れていました。
娘は私に依存しすぎている…?
登校するときには泣いていたわっちちゃんでしたが、笑顔で帰ってきました。
寝る前になると、少しずつ、その日のことや本当の気持ちを話してくれます。
「泣いたら先生がぎゅーってしてくれたよ」
「学校が嫌じゃなくて、お母さんと離れるのが不安」
「お母さんがいないから、涙が出てお腹が痛い気がしてくる」
「学校でお母さんのことばかり考えている」
「お母さんと離れることを考えると、もうドキドキする」
素直な気持ちをたくさん吐き出してくれました。
今までも、わっちちゃんからのSOSを感じたときには、「娘の気持ちを受け止めまくり、娘との時間を大切にして、たくさんスキンシップをとって、いつも笑顔でいること」を心がけてきたねこじまさん。
今回も、笑顔で「そっか、大丈夫よ」と抱きしめて、やさしく伝えます。
しかし心の中では、「わっちは私に依存しすぎていないだろうか……」と不安になるのでした。
わっちちゃんにとって、ねこじまさんとの時間は本当に尊いものなのでしょうね。
「不安な気持ちになっても、きっと抱きしめて受け止めてくれる」お母さんの存在は、環境の変化に敏感なわっちちゃんにとっての安全基地。不安や心細さを感じている子どもにとって、周囲で見守る大人たちは、常に気持ちを受け止めてあげられる安全基地でありたいものですね。