ようやく母親の許可がおり、就活を終わらせることができたしろみさん。長い戦いが終わった喜びを噛みしめます。そんな中、突然祖父から呼び出しがあり、母親とともに祖父母宅を訪れることになりました。
これからの生活費は自分で…
ずっと専業主婦として生活してきた母親には、祖父から提案された自立の話を受け入れることはできません。
「いやよ!今更仕事するなんて!」と断固拒否。
そんな母親に、祖父は用意するポジション、給料、条件などを提示します。それなりに良い給料をもらえるということで、金額を聞いた途端、母親は就職に前向きに。
それならばと、奇しくもしろみさんと同じタイミングで母親の就職が決まりました。
家に帰ると、就職後の話を母親がしてきます。しろみさんが就職してもなお、家事をさせようとする母親。提案をうのみにすることしかできないしろみさんでしたが、就職を機に母親が少しでも変わってくれることを期待するのでした。
これまでほとんど社会人経験を送ったことがない母親。もしかしたら、人生で打ち込めるものがなかったことが、子どもに依存してしまうきっかけだったのかもしれません。
仕事をすることは大変ですが、母親にとっては良い経験になるはず。自分の人生を充実させることで、子どもや親からの自立を目指してほしいですね。
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