これまで母親に制限されていたため、学生時代にアルバイトをした経験がないしろみさん。初めての仕事は、覚えることもたくさん。ただでさえ大変な中、同僚との関係もうまくいかないようで……?
徐々に異変が現れる体
仕事内容も最悪で、同僚にも意地悪をされる毎日に、しろみさんは次第に母親が心配するほどまでやつれていきました。
それからというもの、母親は毎日のようにしろみさんに退職を促すように。
それでもしろみさんは、就活に苦労した経験から、簡単に仕事を辞めようとも思えず、意地悪な同僚に負けたくないという気持ちもありました。
「何のために生きているんだろ」と、しろみさんはいつの日からかうつのような状態に。そんなとき、母親から「あなたもう職場に今日から行かなくていいから」と突然言われたのでした。
仕事をするということは、とても大変なこと。加えて同僚との関係がうまくいかなかったしろみさん。きっと、大きなストレスを抱えていたに違いありません。
親は子どもには苦労してほしくないものです。しかし、しろみさんももう大人。自分の信念もあるでしょう。
皆さんは「子どものために」と思ってやったことで、かえって子どものプライドを傷つけてしまった経験はありますか?
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