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待つのが苦手な息子がグズグズ…「ねぇ、きみさ〜」近くにいた小学生が話しかけてきて…?

4歳の長男は、お店で行列に並んだり、病院の待合室で診察を待ったりしていると、すぐに「まだ?」と尋ねてきます。長く待つ必要があるときには、どうやって長男を退屈させないようにするか、いつも私は苦心していました。

ある日、お弁当屋さんでテイクアウトすることにした私。しかしお店は混雑しており、なかなか商品を受け取れません。そんなとき、退屈してきた長男に、小学生の男の子が声をかけてきました。

行列に飽きてしまった長男に男の子が…

ある日、私は子どもたちを連れてお弁当屋さんに行きました。お弁当をテイクアウトしてラクにごはんを済ませたかったのですが、お店は大混雑。お会計が終わっても、なかなか商品を受け取れません。

 

待つことが苦手な長男は、「まだ? 早く帰りたい」と言い始めました。私がどう長男の気を引こうかと悩んでいると、そばにいた小学校高学年くらいの男の子が突然、「その靴かっこいいね!」と長男に話しかけてきたのです。

 

男の子とのお話で長男はご機嫌に

少し驚きながらも、「うん」と答えた長男。長男が履いていたのは新幹線の絵が付いた靴だったのですが、男の子は「新幹線が好きなの? ほかにも赤とかいろいろな色があるよね」と会話をどんどん広げてくれました。

 

長男は退屈を忘れて、男の子と楽しげに話していました。そして男の子は帰る前にも、「きっともう少しでお弁当出てくるよ、頑張って!」と長男を励ましてくれたのです。そ

 

のすぐあとに私もお弁当を受け取り、長男は機嫌よく家に帰れました。

 

長男はお気に入りの靴を褒められ、好きな新幹線の話ができたことがうれしかったようです。長男の相手をしてもらい、私もとても助かりました。お願いしたわけでもないのに、長男をスムーズな会話で楽しませて退屈を紛らわせてくれたあの男の子の振る舞いは、神対応としか言えません。

 

長男もあの男の子のように、小さな子にやさしくできるお兄さんに成長してくれたらいいなと思っています。

 

 

著者:香川えりか/女性・主婦。4歳と2歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。

イラスト:あさうえさい

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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