サイトに登録し、転職活動を続けるしろみさん。ある日エージェントから「なぜ選考に進まないのか」を聞かれ、母親のことを相談。するとエージェントから、親の敷いたレールにのっていることを非難され、さらに自分の存在価値を見失ってしまうのでした。
唯一心の支えだったのは…
しろみさんの話をいつもやさしく聞いてくれる彼。母親のことも知っており、しろみさんを助けようとさまざまな提案をしてくれます。
そんなとき、たまたま母親が誰かと電話しているのを聞いてしまったしろみさん。その内容はしろみさんにとって許しがたく、衝撃的な内容でした。
なんと母親は電話の相手に、自分の介護をさせるためにしろみさんを手元から離さないと言っていたのです。
それを聞き、限界の糸が切れてしまったしろみさん。ようやく自分の意志で母親から離れることを決めたのでした。
電話の相手に母親がどこまで本音を話していたかはわかりませんが、本当に「面倒を見させる」ためだとしたら、あまりにも自分勝手。それだけのために、子どもの人生を棒に振ってきたのです。
少なくとも「あのぐずぐずした子好きになってくれる人がいるとおもう?笑」とは、親が言うべきセリフではないでしょう。
幸か不幸かはわかりませんが、母親の思いを知ったことでようやく逃げる決心がついたしろみさん。
これからは母親のためでなく自分のために、精いっぱい人生を歩んでいってほしいですね。
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