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「ここまでの親、初めてだ」誤解だと伝えても聞く耳を持たない親から衝撃発言が!? #三男が学校で初めて泣いた日 10

「三男が学校で初めて泣いた日」第10話。2014年生まれの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、高校生くらいの男の子に呼び出され、泣かされてしまいます。その男の子は、同じクラスの女子・Sさんの兄でした。
「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と、Sさんの兄に身に覚えのないことを咎められたケイくんは困惑し、涙してしまいます。Sさんの兄は事実確認もせず、直接ケイくんに謝罪を強要したのでした。

その後、担任の先生がSさんとケイくんに話を聞いたところ、Sさんは、「ケイくんに『大嫌い、転校しろ』と言われて、ママとお兄ちゃんが怒った」と言い、一方ケイくんは「そんなことは言っていない。でも、ちょっと前、Aちゃんに『Sちゃんのこと好き? 嫌い?』と聞かれたから、答えに困って『ふつう』と答えた」とのこと。Aさんが事実を曲げてSさんに伝えたようで、Sさんの訴えは誤解であることが判明したのです。
しかし先生からは、「誤解だったということが、お家の人にどう伝わるかは分からない」とはっきりしない言葉が返ってきました。

次の日、「学校で女子たちが自分のほうを見ながら内緒話をしていたのが嫌だった」と打ち明けたケイくん。


母・ふくこさんは、「ケイの心が一番大事」と伝え、これからもしケイくんが学校でツライときがあれば、どこかに避難できるように先生にお願いすると話します。
 

そんな中、先生はSさんのお母さんと連絡がとれたと報告してくれました。
その内容とは……!?

 

ダメだ。私には理解不能…

#三男が学校で初めて泣いた日 10

 

#三男が学校で初めて泣いた日 10

 

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#三男が学校で初めて泣いた日 10

 

Aさんが事実を曲げてSさんに話していたということを、何度Sさんのお母さんに伝えても、「Sはいつもケイくんにひどいことを言われている。だから息子が叱ってやっただけ」「ウチが謝罪するのは変でしょ? もうSに暴言吐かないよう言ってくださいよ」と、まったく理解できていない様子。


「譲歩して『仲良くしてね』とやさしく言ってあげた」というSさんのお母さんの言葉に絶句するふくこさん。

担任の先生が「お家の人にSさんがどう伝えるかは分からない」と言っていた理由が見えてきたのと同時に、「ここまでの親、まったく初めてだ」とあぜんとしてしまったのでした。

 

 

「話せばわかる」という言葉がありますが、これは相手が話の内容が冷静に理解できる人というのが前提。相手によっては「話してもなかなか伝わらない」ということもあるでしょう。また、「事実」と「解釈」が混合してしまい、誤解を生んでいる可能性もあります。

 

このような場合は、互いに事実を正しく認識できているのかどうかを確認しながら話を進めたり、伝えたい要件を簡潔に話したりするなどの工夫をしていくと、少しずつ誤解がとけていくかもしれません。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター安田ふくこ

    2007年生まれのハル、2011年生まれのツトム、2014年生まれのケイ、男の子3人の育児に奮闘中の母。Instagramやブログで、三兄弟との日常を中心に家族のことを描いています。

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