今回のトラブルが発生してから、先生はSさんの保護者に何度か連絡をとろうとしたものの、まったく電話に出なかったそう。そんな中、ようやくSさんのお母さんと連絡がつき、先生は事情を説明。
しかし、「Aさんが事実を曲げてSさんに伝えていたのが原因」と何度伝えても、「Sはいつもケイくんにひどいことを言われている。だから息子が叱ってやっただけ」「ウチが謝罪するのは変でしょ? もうSに暴言吐かないよう言ってくださいよ」とまったく理解してくれなかったとのこと。
「ここまでの親、まったく初めてだ」とあぜんとしてしまい、誰かに力を借りたいと思ったふくこさんは、ママ友・内田さんに相談することにしました。
「常識」が通じない家族には…
ふくこさんは、「私自身、ママ友は多くないけれど、彼女のことは信頼できる。それでも、かなり勇気ふりしぼって彼女に助けを求めました」と振り返ります。
内田さんは外部に訴えるときのためにも、S家にされたこと・日付や時間・状況の詳細などのメモが必須だと教えてくれました。
記録があるのとないのとでは、対応が変わってくるそうなのです。
「謙虚になりすぎて、相手をつけ上がらせるのも問題」という内田さんの言葉通り、冷静になることも大切ですが、間違っていることを間違っていると言う勇気を持つことや、はっきりと意思表示をして、怒りや悲しみの感情をうまく相手側にと伝えることも重要なのかもしれません。
ママ友・内田さんのような心強い味方がいてくれることに、ひと安心ですね。