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意識して呼吸するだけで!? 2週間でウエストがくびれた方法とは【体験談】

骨盤底筋体操を習っている先生から、「座った状態でおこなう呼吸法を試してみて! 肋骨が閉じて、ウエストがくびれるから」と言われました。まさか呼吸するだけでウエストが細くなるなんてうそでしょ? と半信半疑だったのですが、試してみたところ、2週間でずんどう体形だった私のウエストにくびれができました。その詳細をお伝えします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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肋骨が開いたままだとずんどう体形に体調不良も

肥満による尿漏れを防止するために始めた骨盤底筋体操でお世話になっている先生から、肋骨の開閉を意識して呼吸をすると、ウエストが細くなると聞いた私は、その理由が知りたくて、ネットなどで詳しく調べてみました。

 

肋骨は胸部や内臓を覆うようについている左右12本ずつ、計24本ある骨で、内臓を保護する役割があるそうです。ただ現代人はその肋骨が開きっぱなしで、本来肋骨が支えるべき内臓が垂れ下がった状態にある人が多いとか。

 

猫背で姿勢が悪かったり、デスクワークやスマホの使い過ぎで姿勢が固定されていたり、ストレスで体が緊張して強張っていたり、要因がいくつかあるようです。それらにより、肋骨が開いた状態で周辺の筋肉も固まってしまうため、ウエストが横に広がり、くびれのないずんどう体形に見えてしまうそうなのです。

 

さらに、見た目の問題だけでなく、呼吸が浅くなってしまうため、全身の血の巡りも悪くなって疲れやすくなり、代謝も悪くなって太りやすくなってしまい、冷えやむくみ、肩凝り、不眠、消化不良をも引き起こしてしまうのだとか。これは試してみる価値があるなと思い、座った状態でおこなう呼吸法を実践してみることにしました。

 

座った状態で呼吸してみたら

座って深呼吸をする女性

 

骨盤底筋体操で習った呼吸法と、肋骨についてのネット等の情報を確認するために、肋骨の位置を探すことから始めました。

 

姿勢を正して椅子に座り、横から胸の下あたりを触ってみると骨があることがわかります。反り腰にしたり猫背にしたりして、肋骨の開き具合を確認してみると、どちらの体勢にせよパカっと肋骨が開いていたのです。

 

次にしっかり狙い通りの場所に息を入れるために、体の各部分を意識して呼吸してみました。

 

最初は息を吸っておなかを膨らませます。いわゆる腹式呼吸です。

 

次いで息を吸いながらおなかと脇腹の両方に空気を送って膨らませるようにします。次からはおなかを平らにしたままの胸式呼吸に切り替え、息を吸って脇腹と肋骨だけに空気を送るよう意識して膨らませます。

 

今度は肋骨だけに吸った息を送って膨らませ、次いで肋骨と背中に吸った息を送り込んで膨らませます。空気を送りたいところに手を当てながら息を吸うことで、膨らんだことがわかります。また、鏡を見ながらおこなえば、肋骨や脇腹が膨らんだことが視覚的に確認することもできます。

 

最後は肋骨の開閉を確認するために、肋骨に手を当てながら息を吸い、肋骨部分に空気を送って横に膨らませるように開きます。息を吐くときは、肋骨部分にためた空気を口から吐き出しながら、肋骨を体の中心部に向かって閉じるようにします。

 

この一連の呼吸法は、猫背や反り腰になってしまうと、肋骨の開閉がじょうずにできなくなるため、壁際に座って背中を全面壁につけることで、姿勢を正しておこなうのです。驚いたことに、単に呼吸をしただけなのに、翌日、胸の辺りに痛みがありました。

 

 

呼吸だけでウエストがくびれた

ウエストをはかる女性

 

壁際に座り、壁に背中をつけて呼吸を繰り返しただけで、筋肉痛になってしまったのです。ただ、その痛みは、肋骨周りの筋肉が固まっていたという証拠なので、継続することで体が変わるはずだと思えました。

 

実は、この一連の呼吸をあお向けでベッドに寝た状態と、立った状態とでやってみたところ、非常に気持ちは良いのですが、ずいぶんラクにできてしまったのです。呼吸は、肺だけを使ってしていると思いきや、下腹や太もも、背中といったところも補助してくれていることがわかりました。

 

座って壁に背をつけて呼吸をおこなえば、下半身は使えなくなってしまいます。胸だけでしっかりと呼吸をする訓練になるため、より肋骨周りの筋肉がほぐされ、肋骨の開閉をしやすい体に変身できるというわけです。

 

1週間ほど続けていくと、筋肉痛は治まり、息を吸うと肋骨がしっかり横に開き、息を吐くと肋骨がキュッと中心に向かって締まるようになったのです。普段の生活でも、ウォーキングや筋トレ等の運動をおこなうときに、肋骨を閉じる癖付けができました。

 

そして2週間ほど続けたある日、鏡を見てみたらキュッと高い位置でウエストがくびれていたのです。

 

まとめ

肋骨の開閉を意識して呼吸をするだけで、高い位置でウエストにくびれができ、ずんどう体形から脱することができました。

 

さらにもう一つうれしい変化がありました! 肋骨を閉める癖付けをしたら、背中のぜい肉までもスッキリしてきたのです。体はつながっているのだと改めて感じた瞬間でした。薄着の季節になる前に、ウエストのくびれができ、背中のぜい肉を撃退できたので、よかったです。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

イラスト/きびのあやとら

 

 

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著者:竹みか

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