2歳前後に始まるイヤイヤ期。「育児って大変」と痛感するママも多いのではないでしょうか。できるだけしからずに乗り切る方法はあるものかと悩んだものです。今回は、イヤイヤ期を通して学んだ、わが家の対処法をお伝えします。
気持ちが収まるのを待つことも方法
スーパーでお菓子をおねだりする娘に「今日はがまんしようね」と言ったときのこと。「がまんできないー!」と泣きわめき、車内に戻ったあとも全身で抵抗してきました。私の運転座席を後ろからキックやパンチ!子どものエネルギーってすごいな、と思いながら運転していました。
こんな状況では何を言っても娘は聞く耳を持ちません。イヤイヤを連発しているときは、ともかく気持ちが収まるのを待つのも方法だと思っています。
強くしかりすぎたときのフォローが大切
イライラが募り、「アンタなんかママの子じゃない!」など、言ってはいけない言葉を発してしまうこともありました。言われた子どもの気持ちを考えると、心に傷を負う言葉ですよね。もちろん言わないことがいちばんですが、もし言ってしまったときは子どもに誠意を持って謝ることが大切だと思いました。
しかったあとのフォローがないと、子どもは不安しかありません。いつしかママの存在自体が恐怖になってしまうこともあるかもしれません。
上の子と2人だけの時間をつくる
下の子が生まれてから、上の子のイヤイヤがひどくなるケースがあります。下の子にママを取られてしまうという感情が芽生えるのは当たり前ですよね。上の子にも、なるべく甘えさせてあげる時間を持つことが大切だと分かっていても、赤ちゃんのお世話をしながら上の子の相手は大変だと思います。
そんな状況を改善すべく、わが家でおこなったのは、赤ちゃんをパパや祖母に預け、2人だけの時間をつくったことです。そうした機会をときどき持つことで、機嫌がよくなることもありました。
現在、娘は3歳になりましたが、2歳前後に比べるとイヤイヤが落ち着いてきました。とは言っても、まだ「がまん」ができないことも多々あります。思い悩みすぎずに、「時間が解決してくれることもある」くらいの気持ちで乗り切っていきましょう。(TEXT:ママライター田中由惟)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。