鈴木先生が目を光らせ、レクトの執着は少しずつ解けていくも、ソウを失ったレクトは荒れてしまい、クラスで孤立。同級生から相手にされなくなり、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。
ある日、情報通のママ友に声をかけられたソウのお母さん。レクトが1年生の子を遅くまで連れ回して問題になっていることや、下級生からゲーム機を借りパクしていることなど、レクトの周りではトラブルが続いていることを知りました。
「ソウへの執着がなくなりつつあるから、次のターゲットを探している? ソウが終わっても、第2、第3の被害者が出てしまうのでは」と顔を曇らせるソウのお母さん。
そんな中、ある日レクトは……。
トラブルメーカーの生徒が突然…!?
ある日突然、学校に来なくなったレクト。
「今日もレクトは休みか……」
先生が朝礼を始める中、レクトの席を見つめるソウ。
帰宅後、母親に「今日もレクト、学校休みだったよ」と報告します。
「レクトくんもう1週間以上も学校に来ていないよね……」
レクトが長期間休んでいることが気がかりなソウのお母さん。
「なんで休みなのか先生は言ってる?」とソウに訊ねると、「みんなの前では言っていない」とのこと。
複雑な家庭事情がありそうなレクト。ソウのお母さんは、「もしかしてレクトくん、保護されたのかな……」そんな考えが脳裏をよぎるのでした。
レクトが長い間、学校に来ていないことが気になるソウのお母さん。いくら息子とトラブルになった相手とはいえ、心配になってしまいますよね。複雑な家庭環境や友だちへの執着心、突然の不登校など、問題の多いレクト。ソウのお母さんの立場としては、心配であってもソウに現状を聞くことしかできないのかもしれません。もし皆さんは、問題ばかりの生徒が子どものクラスメートにいたら、同じクラスの親として何か行動しますか?