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久しぶりの「いってきます」。登校に付き添って早数カ月…自ら歩きだす娘の姿に涙 #長女は繊細さん 15

「繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々の話」第15話。ねこじまさんの長女・わっちちゃんが小学校へ入学したときのお話です。新しいランドセルを背負ってドキドキワクワクしながら、順調な学校生活をスタートさせたわっちちゃん。しかし、2週間ほど経ったころから、家を出る直前に腹痛が始まるようになりました。かかりつけの小児科の先生によると、「いわゆるお母さんとの分離不安みたいなものかも」とのこと。

「母子分離不安」について調べると、わっちちゃんや自分に当てはまることが多く、今までの自身の行動を振り返り、ヘコんでしまったねこじまさん。長男を連れて、わっちちゃんの登校に付き添い続ける毎日で、気力も体力もいっぱいいっぱいに。思い詰めたねこじまさんが夫に相談しても、気持ちに寄り添ってくれる様子はなく、「自分でなんとかするから大丈夫」と孤独感を募らせていました。

(※)母子分離不安:子どもが母親など愛着対象から離れることに、強く不安を感じる状態。

 

4月から一緒に登校をするようになり、いつの間にか季節は変わって7月に。ねこじまさんが、いつものようにわっちちゃんを学校へ送り届けて帰ろうとすると、毎朝見守ってくれている校長先生に呼び止められました。

 

そして校長先生は、「こうやって根気よく、今お母さんがしてくださっていることは、必ずこれからのわっちさんの力になりますよ! 大丈夫ですよ!」と熱く語りかけてくれたのです。

 

「あたたかい目で見ていてくれている人がいたということが、当時、とてもうれしかった」と振り返るねこじまさんは、これを機に「もう少し、頑張ってみよう」と思えたのでした。

 

そして2学期を迎えた9月のある日、ついに変化が訪れます。

 

久しぶりの「いってきます」

#長女は繊細さん 15

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「お母さん、今日はここから、ひとりで行ってみる」
わっちちゃんは自分で頑張ろうと決意したのでした。


久しぶりに聞く、わっちちゃんの「いってきます」に、言葉にならないほど胸がいっぱいになったねこじまさん。「この日のことは本当に忘れられません」と振り返ります。

 

 

わっちちゃんが自分の中に自信を溜めていき、自ら「ひとりで行ってみる」と言えるようになるまで見守り続けたねこじまさん。どんなときでもお母さんが見守ってくれているという安心感が、次の行動に移せるきっかけになったのでしょう。

 

校長先生の「大丈夫ですよ」という言葉通りになりましたね。
成長のスピードは人それぞれ。周りの子と比較するのではなく、目の前のわが子に向き合い、見守り続けることの大切さを実感します。

 

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターねこじま いもみ

    2012年生まれ長女、2014年生まれ長男、2020年生まれ次男。年の差きょうだいのワンオペ育児に慣れすぎた3児の母。育児を通して気づいたこと、学んだこと、何気ない日常を描いたマンガをSNSやブログに投稿しています。

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