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「大丈夫、必ず力になりますよ」涙腺崩壊!毎朝見守ってくれていた校長先生の言葉 #長女は繊細さん 14

「繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々の話」第14話。ねこじまさんの長女・わっちちゃんが小学校へ入学したときのお話です。新しいランドセルを背負ってドキドキワクワクしながら、順調な学校生活をスタートさせたわっちちゃん。しかし、2週間ほど経ったころから、家を出る直前に腹痛が始まるようになりました。かかりつけの小児科の先生によると、「いわゆるお母さんとの分離不安みたいなものかも」とのこと。

「母子分離不安」について調べると、わっちちゃんや自分に当てはまることが多く、今までの自身の行動を振り返り、ヘコんでしまったねこじまさん。長男を連れて、わっちちゃんの登校に付き添い続ける毎日で、気力も体力もいっぱいいっぱいに。思い詰めたねこじまさんが夫に相談しても、気持ちに寄り添ってくれる様子はなく、「自分でなんとかするから大丈夫」と孤独感を募らせていました。

(※)母子分離不安:子どもが母親など愛着対象から離れることに、強く不安を感じる状態。

 

4月から一緒に登校をするようになり、いつの間にか季節は変わって、7月なっていました。わっちちゃんの様子に変化はなく、「1年生のうちは、こんな感じかもなぁ……」と覚悟するねこじまさん。

 

ある日、いつものように教室までわっちちゃんを送り届けて帰ろうとすると、校長先生がちょうど門を閉めようとしているところに遭遇。校長先生は、毎朝笑顔で元気いっぱいにあいさつをしてくれて、ねこじまさん親子のことを見守ってくれている心強い存在でした。

 

「お母さん!」

校長先生に呼び止められ、ねこじまさんが振り返ると……。
 

校長先生の言葉に涙が溢れだす

#長女は繊細さん 14

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校長先生はねこじまさんに、

 

「大丈夫ですよ! 今こうしてわっちさんが泣けるのはとても良いことですよ!」

「こうやって根気よく、今お母さんがしてくださっていることは、必ずこれからのわっちさんの力になりますよ! 大丈夫ですよ!」

 

と、熱く語りかけました。

 

毎朝、わっちちゃんのことだけでなく、ねこじまさんのことも見守ってくれていた校長先生。心のどこかにある不安を見えないふりして、自分を奮い立たせながら頑張っていたねこじまさんの目には、うれしさのあまり涙が溢れます。

 

「あたたかい目で見ていてくれている人がいたということが、当時、とてもうれしかった」と振り返るねこじまさん。

このことがきっかけで、「もう少し、頑張ってみよう」と思えたのでした。

 

 

苦しいとき、頑張っているとき、どこかで誰かが見てくれていると思うだけで、前向きな気持ちになれることがありますよね。

ねこじまさんの孤独感が大きくなってきているタイミングで声をかけた校長先生は、ひょっとすると、ねこじまさんが不安の中で、なんとか気持ちを奮い立たせていることに気付いていたのかもしれません。

 

校長先生のように、人の心を察してそっと応援できるような、素敵な人でいたいものですね。

 

 

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      校長先生いい方だなぁ。お母さんの苦労をちゃんとわかってくれてる。
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      こうやって言ってくれるだけでもありがたい!!

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターねこじま いもみ

    2012年生まれ長女、2014年生まれ長男、2020年生まれ次男。年の差きょうだいのワンオペ育児に慣れすぎた3児の母。育児を通して気づいたこと、学んだこと、何気ない日常を描いたマンガをSNSやブログに投稿しています。

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