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「母子分離不安」だけじゃない…!?さまざな困難が待ち受けていた、娘の小学校生活 #長女は繊細さん 16

「繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々の話」第16話。ねこじまさんの長女・わっちちゃんが小学校へ入学したときのお話です。新しいランドセルを背負ってドキドキワクワクしながら、順調な学校生活をスタートさせたわっちちゃん。しかし、2週間ほど経ったころから、家を出る直前に腹痛が始まるようになりました。かかりつけの小児科の先生に「いわゆるお母さんとの分離不安(母子分離不安)みたいなものかも」と言われ、ひとりで思い詰めるねこじまさん。それからは、わっちちゃんの登校に付き添い続ける毎日でした。

ある朝、いつも通り教室までわっちちゃんを送り届け、帰ろうとしたところ、校長先生に呼び止められます。校長先生は、「こうやって根気よく、今お母さんがしてくださっていることは、必ずこれからのわっちさんの力になりますよ! 大丈夫ですよ!」と熱く語りかけてくれました。この言葉に「もう少し、頑張ってみよう」と思えたねこじまさんは、引き続き登校に付き添うことに。

(※)母子分離不安:子どもが母親など愛着対象から離れることに、強く不安を感じる状態。

 

そして2学期を迎えた9月のある日、「お母さん、今日はここから、ひとりで行ってみる」と、ついにわっちちゃんが自ら頑張ろうと決心。
いつの間にか、集団登校の場所からは付き添いなしでも行けるようになりました。

 

しかし、すべてが順調に行くというわけではありませんでした。
 

いろいろな困難が待ち受ける

#長女は繊細さん 16

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連休明けや長期休み明けには不安になることもあったり、防災の授業で見た写真がトラウマになったり、新型コロナによる自粛生活で気持ちが滅入ってしまうこともあった、わっちちゃん。

 

しかしそのたびに、ねこじまさんはどうすればいいのかを一緒に考え、わっちちゃん自身も頑張って乗り越えてきました。弟が小学1年生になってからは、完全に玄関からひとりで登校できるようになったそうです。

 

 

不安な気持ちを正直に言葉にして伝えてくれるわっちちゃん。わっちちゃんの言葉を決して否定することなく、「帰ってきたらいろいろ聞かせてね」とやさしい言葉をかけ続けるねこじまさん。
ふたりの強い絆があるからこそ、いろいろな困難を乗り越えてこられたのかもしれませんね。

 

まさに、校長先生が言っていた「お母さんが根気よくしていることは、必ずこれからのわっちさんの力になる」という言葉通り。これから何かにつまずくことがあっても、そのたびに、諦めずにわが子と向き合い続けた日々のことを思い出して、きっとまた乗り越えていけるでしょう。
 

 

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      その都度いろいろな問題に直面してきたんですね
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      わっちちゃんも弟くんも登校しぶりなんてお母さんほんと大変だっただろうな

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターねこじま いもみ

    2012年生まれ長女、2014年生まれ長男、2020年生まれ次男。年の差きょうだいのワンオペ育児に慣れすぎた3児の母。育児を通して気づいたこと、学んだこと、何気ない日常を描いたマンガをSNSやブログに投稿しています。

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