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「43歳、もしかして閉経が近い!?」予定通りにいかない生理周期と経血量の多さに疲労困憊【体験談】

40歳を過ぎてから毎月あった生理の周期が急に乱れ、何カ月も来ない……。もしかして閉経が近いの? そんなことを思いながら、日々を送っていました。遅れる周期と早まる周期が、行ったり来たり。生理が来るたび、疲労困憊(こんぱい)になっている43歳の現在を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師天神尚子 先生
産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
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毎月来ない生理に振り回される日々

現在三児の母で、末娘を出産したのがちょうど40歳でした。完全ミルク育児だったので、産後1カ月で生理再開。最初のうちは若干、周期が安定しないまでもだいたい10日間遅れぐらいで生理になっていました。

 

もともと若いころから生理不順で1週間くらい遅れることもざら。許容範囲の周期遅れだったので、そんなに気になるほどではなかったです。乳児の世話もあり、気にしている暇もなかったけれど、1カ月近く来ないのはさすがに遅れ過ぎ。まさか妊娠?なんて疑いたいところですが、身に覚えもないのはわかっているので、いつ生理になるのかと考えながら生活していました。

 

やっと生理が来た!と思ったら1週間で終わらず、10日間ぐらいずっと出血。なかなか終わらないので、本当にうっとうしいのです。ところがやっと終わった!と思ったら、今度は2週間でまた出血。それも多めの量で、通常の生理と同じ量が出るのです。まるで妊娠中になかった生理の分を出しているかのよう。

 

そんな安定しない周期で過ごし、気が付いたら3年たって、今43歳。未だにこの2カ月に1回、もしくは2週間置きという周期なのです。これってもう閉経が近いのでは?と思い始めました。

 

出血の量とイライラも増加!

2カ月に1度、2週間置きとバラバラ周期ですが、いつでも出血量が同じでした。とにかく多いのです。もともと出血量が多く、周期が乱れ始めてからはさらに多い! 初日から5日目ぐらいまではほぼ同じ量なのです。夜用の30cmぐらいのナプキンは1時間も持たず、2枚重ねて使ったりしていました。

 

家にいるときはいつでもトイレに行けるのでいいのですが、外出するときは大変! ナプキンを大量に持ち歩かないといけないので、夜用の大量吸収できるタンポンと30cmナプキンを併用していました。それでも2~3時間しか持たないのです。

 

5日目を過ぎるころ、ようやくタンポンなしでも過ごせる量に減ります。7日目もしくは長いときは10日目あたりまで夜用を使用するぐらい出血が続き、急に出なくなって終わりに。なんとも不思議な生理期間です。

 

生理が来る前はPMSもあります。私の場合は頭痛と乳房痛、そしてイライラ。怒りっぽくなり、子どもに八つ当たりしてしまうことも。困ったお母さんだと自覚があるので、余計にイライラしてしまい本当に最悪な自分に落ち込みました。ただ、次の生理がいつ来るのかわからないので、常に予定を狂わせていました。

 

 

泊りがけの予定が悩みどころ

この生理周期で一番困ったことは、泊りがけの予定が立てづらいということでした。旅行は年に1度くらいしか行かないのでいいのですが、帰省に重なると本当に大変。お盆と年末年始に夫の実家に泊まりがけで帰省をするのが、わが家は恒例になっています。

 

これは毎回必ず泊まりになり、断ることもなかなかできません。日程は家族の休みに合わせるのでずらすことはほぼできないので、「どうか生理が重なりませんように!」とひたすら祈っている始末。

 

特にお盆の帰省はプールに行くこともあるので憂うつ。でもプールぐらいは正直に話せばそれで済むことなのですが、一番嫌なことは大量出血している状態で人の家に泊まらなければならないこと。昼も夜も出血は続いているので、頻繁にトイレに行かなければならず、ごみも多く出ます。寝るときも粗相があるのではと気が気でありません。帰省の当日に生理になることもあり得ます。

 

こんなに気をつかうので、行きたくないというのが本音ですが、そうはいかないのが嫁の立場。行かない理由を伝えたところで、そんな理由と一蹴されるとわかっています。生理の悩みも人それぞれ違うので、必ずしも理解してもらえるとは限らないところが最大の悩みです。

 

まとめ

現在も生理周期が定まらない日々を過ごしているわけですが、だんだんと来ない期間が長くなってきています。2カ月だったのが2カ月半になっているので、これが3カ月、4カ月とさらに間隔が空いてくるのでしょうか。正直、閉経はまだ先だと思っていたので全然ピンと来ていません。

 

しかし、あまりに間隔が空くならばこれは閉経が近いと考えるほうが自然なのかもしれません。閉経の定義は1年間生理がなかったらということらしいので、これからもこの周期で様子を見ながら、じょうずに付き合っていこうと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

【天神先生からのアドバイス】

43歳という年齢から考えると、更年期というよりホルモンバランスの悪さが原因のことが多いです。子宮がん検診を含め、一度婦人科の受診をおすすめします。

 

 

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著者:aoyari

小学4年・2年の男子と年少になったばかりの娘がいる下町母ちゃん。40歳で三人目を出産したので体力の衰えを感じながら、これからの人生もまだ長い…と育児奮闘中。webライター歴6年目、ハンドメイド作品のweb販売をしているアラフォー。

 

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