一度も恋人を紹介したことはなかった
まずはそれぞれ電話で親に報告することに。自分の親に報告する際、とても緊張したことを今でも覚えています。というのも、僕は学生時代から恋人の存在を親に話したことは一度もなかったのです。
そんな僕からの結婚報告に、親がどんな反応をするのかとても気になっていました。
電話をかけて事情を話したあと……親からのひと言目は「子どもができたんか?」でした。僕は驚かれるのかと思っていたので、淡々とした返しに拍子抜けしてしまいました。
親のあたたかい言葉に感動
ひと言めは拍子抜けするものでしたが、経緯を話していく中で、「おめでとう」「これから大変なこともあると思うけど、心に決めた人と協力して幸せな家庭を築いて」と、とてもあたたかい言葉をかけてもらいました。どうやら妻も親からは同じような反応をされたようです。
電話では自分の親への報告でしたが、これからお互いの親に挨拶に行くという次なるステップに。
人生でトップレベルの緊張
妻の実家へは飛行機、電車を使うため、乗車中は自分の中で心の準備をしていましたが、緊張はおさまらず……。さらに、最寄り駅につくと、妻の実家が想定よりも駅に近いことがわかり、一気に緊張してしまいました。改札を出てからはトイレに行ったり、喉が渇いたと言って自販機に向かったりとなんとか緊張をおさめようとしましたが……結局、緊張はまったくほぐれず、ガチガチの状態でご挨拶へ。妻の親へ挨拶へ行った際、緊張しながらも妻の実家のチャイムを鳴らしたことを今でも鮮明に覚えています。
正直、何を話したのかはぜんぜん覚えていません……。ただ、最後にはあたたかく受け入れてくださり、楽しい時間を過ごすことができました。
自分の親に報告するだけでもすごく緊張した僕ですが、妻の親への挨拶は人生でトップレベルに緊張しした出来事です。事前にお互いの親と面識があればこんなに緊張することもなかったのかな、と思うこともあります。
また、緊張がもう少しほぐれていたら記憶にも残るご挨拶にもなったのかと、妻と夫婦生活を送る今、感じています。
著者/大田レン
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