甘くなかった息子と私の新生活
息子の通う保育園では1週間の慣らし保育期間があります。周りのみんなは持ち上がりのクラスで、すでに仲良しの友だちも決まっているようでした。慣らし保育で息子は泣きじゃくりましたが、先生の「じきに慣れますよ」の言葉を信じることに。そのまま通常登園がスタートしました。
ところが通常登園が始まってからも、やはり息子は行き渋り。「ママと離れたくない!」と大泣きする息子をどうにか先生に預けて、私は仕事へ向かう日々。保育園に連れて行こうとすると泣き出す日が続きました。悩んだ末、私は先生に電話で相談してみることに。すると先生は「息子くんに、楽しいことを提案してみませんか?」とアドバイスをくれました。先生に言われた通り、園の予定表を見ながら「×日にお誕生日会するんだって! 給食はカレーだよ!」など、保育園が楽しくなるような予定を話してみることに。夫にも協力してもらいながら、息子に楽しい声かけを継続。しばらくは泣きながら保育園に行く日が続きましたが、楽しいイベントがあるとわかったのか、息子は登園へ前向きになったのです。
その翌日、息子は初めて抵抗せずに保育園行きの自転車に乗りました。お迎えに行くと、笑顔で「楽しかったよ」と息子。それ以来、楽しく登園できるように。毎日一緒にいたママから離れて初めて集団生活を送るので、寂しくなっても仕方ありません。これからも困ったときはひとりで悩まず、先生や夫に相談しながら、息子をフォローしていきたいと思いました。
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作画/mosu
著者:池田ひさこ
息子と夫の3人家族。パート勤めをしながら初めての子育てに奮闘中。ウィンドウショッピングやお買い物が大好き。