喧嘩の真相は……!?
ある日の保育園の帰り道、息子が「AくんとBくんね、今日も喧嘩してたよ。いつもAくんがBくんを叩くから、Bくんが怒るんだよ」と言いました。ママ友はAくんの話をすべて信じているので、Bくんから一方的に意地悪をされていると思っています。もし息子の話が本当であれば、先に攻撃をしているのはAくんです。
ママ友に息子の話を伝えるかどうか悩みましたが、息子が話している内容も正確とは限りません。そこで、ママ友へ「Bくんについて、先生にAくんが言っていることを伝えたほうがいいと思う。Bくんがいじわるをする理由も知りたいし。ね!」と伝えました。ママ友は、子ども同士で解決してほしい気持ちがあったようでしたが、今回は先生と話をすると言ってくれました。
それから数週間後、ママ友は先生と話をしたそうです。やはりAくんとBくんのトラブルはAくんから手を出すことが多く、それから喧嘩になるのでお互い様であり、保育園ではどちらにも注意をして解決していたようです。
ママ友は、Aくんが実際とは違うことをママに伝えていたことに少しショックを受けていました。でも「Aとしっかりコミュニケーションをとって向き合っていく!」と前向きです。
私は、事実が明らかになり、そしてママ友がきちんと受け止めてくれたのでホッとしました。また、今回のことは私自身も勉強になりました。私もママ友と同じ立場なら息子を信じると思います。けれど、話を客観的に聞いたり先生と話したりして、冷静に判断して対応していくことが大切なのだと感じました。
著者:海原えめ
6歳息子と1歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。