仕事中に赤っ恥をかいた
私は手帳で自分の生理を管理していました。ただ、ズボラな私は生理日を手帳に書き込んで大体の計算で次の生理予定日を把握していたのみ。そして、生理予定日が近いからと、頭では理解していても何か対策をすることはありませんでした。
私は看護師として働いているのですが、ある日、患者さんの入浴介助をしていたときのことです。実は生理が始まっていたようで、制服のズボンに経血が……。そのことを先輩に指摘され、恥ずかしい思いをしてしまいました。
その後、先輩に事情を説明。先輩が生理用品を貸してくれ、着替えて仕事に戻りました。着替えたとはいえ、その日は周りの目が気になって仕方がありませんでしたし、先輩に迷惑をかけたことが悔しかったです。
初めてのデートで…
当時付き合っていた彼との初めてのデートで失敗してしまったことも。その日のデートでは彼の車に乗せてもらうことになりました。座席は真っ白なレザーで、とてもきれいにしていることがわかります。
しかし、ちょうど生理初日だった私は、経血漏れでその座席を経血で汚してしまったのです。私は相手に「大切な車を汚してごめんなさい!」と謝罪しました。相手は、その場では許してくれたものの、この一件以降、彼からの連絡はなく、気づけば連絡が取れなくなってしまいました。
自分の不注意が原因で、相手を傷つけてしまったことを悔やんでいます。
私の反省
生理中の経血漏れでは、使用するナプキンがずれたり、めくれていたりすることが多かった私。そして、経血量に合わないサイズのナプキンを使用していることもあるということにも気づいたのです。
また、運動や長時間座っていると、ナプキンがずれて漏れることが多いと感じました。ナプキンを適切なタイミングで交換することもできていなかったため、トラブルが起こりやすい状態だったのだと感じました。
私は自身の失敗から、生理予定日が近づいた際は常に生理用品を持ち歩くようにし、また、自分に合った生理用品を選び、経血漏れを防ぐようにしています。さらに、生理管理アプリを使用して、生理予定日が近づいたことを通知する設定をすることで、さらに失敗を防ぐことに努めています。これらのおかげで、今では忙しい日々でも生理に悩まされることなく過ごせるようになりました。
著者/甲斐 みのり
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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