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「ごめん!今だけは…」まだおしゃれを知らない娘。親戚からもらうお下がりの服を着せることに罪悪感

子どもを産む前の私は、収入の大半を洋服に費やすようなタイプでした。それが出産後はファッションへの興味がなくなり、今では自分の服だけでなく、2歳の息子と1歳の娘の服もほとんど購入しません。子ども服はサイズアウトが早いことも、購入を避けている理由です。2人の子どもたちには、親戚からもらったお下がりを着せて過ごしています。

新生児期は乗り物柄のカバーオール

親戚から子ども服をもらう方法は、出費を抑えられ、買い物の手間も省けてとても便利です。しかし困ったことがひとつ。親戚には女の子が少なく、お下がりは男の子の服ばかりなのです。

 

娘が生まれてきたら、かわいらしい服も着せてあげたい……。でも、息子の新生児期にもらったお下がりがたくさんあるのに、さらに服を増やすのは気が進まなかった私。

 

そして結局、娘が生まれてからも、ブルドーザーやプロペラ機のデザインのカバーオールを着せていました。息子も赤ちゃんのころに同じ服を着ていたので、当時の写真を見るとどちらの写真なのかわからないほどです。

 

星条旗柄やドクロマークの服でおでかけ

1歳になった娘は顔つきも変わり、母親の私から見ても女の子そのもの。でも男の子の服を着ているので、外出先ではよく男の子に間違われてしまいます。星条旗柄やドクロマークの服を着ている女の子は珍しいのかもしれません。

 

娘はまだどのような服装でも気にしている様子はありませんが、娘が素直にお下がりを着てくれるのも、あと数年かなと思っています。

 

 

娘に買った唯一の服は、お食い初め用のベビー袴。それ以外は、生まれてから毎日お下がりを着せて過ごしています。家計は大助かりですが、娘に男の子の服を着せていることに罪悪感があるのも本音。そのうち娘がお下がりを着たがらなくなったら、本人の好きな服をちゃんと買ってあげたいです。

 

 

イラスト/こばぱぱ


著者:おかもとえみ

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