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「産まれるぅ!」手術した日の夜は夢か、意識が混濁していたのか、幻聴が! #子宮筋腫で開腹手術 21

「子宮筋腫で開腹手術」第21話。20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症)により子宮全摘出をした菜留子さん。その経験をマンガにされています。

子宮筋腫を取る手術が無事に終わった菜留子さん。手術後に病室で医師から、筋腫が右の卵巣と癒着していたため右卵巣も摘出したことを伝えられました。手術した日の夜、眠っていると……。

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医師天神尚子 先生
産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
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手術後、病室へ移動する際に看護師さんから声をかけられて意識が戻った菜留子さん。病室で医師から、筋腫が右の卵巣と癒着していたため右卵巣も摘出したことを知らされました。

 

手術後、生理を止める注射の副作用でホットフラッシュになり暑く不快だった菜留子さんは、夜眠っていたときに……。

 

手術翌日は37.8℃の熱が…

子宮筋腫で開腹手術21

 

※せん妄とは、身体的な負担がかかったときに生じる「意識の混乱」です。

 

子宮筋腫で開腹手術21

 

 

子宮筋腫で開腹手術21

 

子宮筋腫で開腹手術21

 

手術した日の夜はとても暑かったです。

生理を止める注射の副作用でホットフラッシュになっていたのか、または熱が出ていたのかもしれません。

 

眠っていると、「痛い! 産まれるぅ!」という声が聞こえ、「誰か出産するんだぁ」と思いました。

でも、後で考えると、病室までそんな声が聞こえるはずはないので、せん妄(身体的な負担がかかったときに生じる意識の混乱)か夢だと思います。

 

翌朝、看護師さんが来て、熱や血圧を測定しました。

熱は37.8℃ありました。

 

入院したときにもらった資料に「手術翌日は水のみ可」と書いてあったので、昼食が来たときは間違いではないかと思ったのですが、病院食はOKだったようです。

でも、食べたのはおかゆをひと口と、メロンひと切れのみ。

 

いつもは、人より多く食べる私ですが、さすがにこのときはそれ以上食べられませんでした。

 

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手術をするような大きな病院で、出産するときの声が病室にまで聞こえるはずはないですよね。手術後で意識が混乱して幻聴が聞こえたのだとしたら、人の体は本当に不思議ですね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    マンガ家・イラストレーター菜留子

    20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)で全摘出。現在は、更年期障害でいろいろなことが面倒くさいアラフィフ独身、高齢の母と暮らしている。

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