「援助されといて何様だ！」お金を貸したのは私なんですけど…義父の勘違いで発覚した義母の衝撃行動！

 

近所の花屋でパートをしながら、夫のユズルと2人で暮らしているパニ子。主婦業と仕事の両方を楽しんでいるようでした。

 

ある日、花屋のオーナーであるトモミから、ストレスを抱えている表情をしていると指摘されました。トモミは夫に対するストレスかと思っていたようですが、どうやらそうではない様子。

 

パニ子のストレスの原因は義母、ユズルの母親のことでした。

 

義母は若くしてユズルを産んだので、まだ50代という若さ。パニ子に対し、化粧品やファッションなどさまざまなことをアドバイスしてくるのだとか。

 

それもパニ子にとってはストレスとなっていたものの、それ以上の悩みが。それは、義母が頻繁（ひんぱん）にお金を借りにくること。

 

メッセージが来たかと思えば3万円貸して欲しい、電話が来たかと思えば5万円かして欲しい……。お金を借りたいときにだけ、パニ子に連絡が来るのでした。

 

義母にどうしてそんなにお金が足りないのか聞いてみることにしたパニ子。義父は大手の会社で部長部長職をしているため、給料は悪くありません。

 

さらに義両親は旅行にもよく行っており、化粧品や服にもお金をかけているためパニ子にお金を借りなければいけない状況であることが理解できなかったのです。もしかして義母が無駄遣いをしているのではないか、とパニ子は思いました。

 

義母はパニ子に「恥ずかしい話なんだけど……お父さんが、ギャンブルに明け暮れていてね……」とまさかのことを激白！ そして義父の威厳があるから、ユズルには黙っておくように言われました。

 

まだ若いのだから義母が働けば良いのではないかとも思いましたが、パニ子が口出しできるわけもなく……。半年近くお金を無心され、貸した金額は150万円を超えてしまったのです！

 

さすがにマズいと思ったパニ子は、ユズルに相談することにしました。

 

ユズルに義父がギャンブルにハマってしまったから、義母に150万円もの大金を貸してしまったと告げたパニ子。ユズルは借りたほうも悪いが、貸したパニ子にも問題があると一喝！

 

夫である自分に相談せず、パニ子が黙ってお金を貸してしまったことにショックを受けているようでした。そして、自分の親が迷惑をかけて申し訳ないとパニ子に謝罪。

 

パニ子は父親がギャンブルにハマったと聞いて、ユズルが落ち込むかもしれないと思ったようでしたが……逆に笑いだしたのです！

 

どうやら義父の親友がギャンブルで家庭を崩壊させてしまったことがあるそうで、義父は大のギャンブル嫌いなのだとか。もちろんこの話は義母も知っているため、勘違いだったのかもしれないと2人は思ったようでした。

 

そんなとき、義母から電話が！ またもやお金の無心かと思いきや、お金を返すから家に来て欲しいとお願いされたのでした。

 

義実家を訪ねたパニ子たちに、義父は封筒を渡しました。1枚、2枚……とパニ子が金額を確認すると、たったの10万円しか入っていないではありませんか！

 

貸した金額は150万円なのに、とパニ子が思っていると、義父は「生活の足しにしろ」とひと言。パニ子はその言葉を聞かなかったことにして「10万円だけですか？」と言いました。

 

すると「なんだその言い方は！ 援助されといて何様だ！ 礼くらい言え！」と義父、大激怒！ 援助というワードに引っかかったパニ子とユズル。2人は援助なんて必要ないくらいには稼いでいたので、義父が何を言っているのかわかりませんでした。

 

義母は義父を援護するように「本当にもう、パニ子さんには困ったものねw」「ひとり息子だし、お金の無心されても仕方ないなって思ってきたけど、もう限界よ。こういうのは良くないわ！」と謎の発言。

 

こうも言われてはパニ子もユズルも怒って当然！ 義父に対し「このお金は私たちが借りるってことになっていますか？」と聞きました。すると、生活費が足りないと言って義母に泣きついて来たのだろうと言われました。

 

あきれ顔の義父に慌て始める義母。パニ子は「私がお義母さんに貸していたお金の返済だと言われたので、ここに来たんですけど」と義父に事実を伝えました。

 

パニ子は義父に1冊のノートを見せました。その中には日付と金額、お金を貸した理由が書かれていました。

 

それを見た義父はびっくり。義母は、義父には「パニ子たちがお金を無心してくる」と言い、パニ子には「義父がギャンブルにハマった」と言って双方からお金をもらっていたのです！

 

ユズルは義母にお金を貸していることを知った日から、お金の使い道が気になり義母の身辺を調べていたのだそう。すると、週に数回高級エステに通っていることやデパ地下でお惣菜を買っていることが発覚。

 

しかしデパ地下のお惣菜は義父用ではありません。そのお惣菜を持って義母はとあるマンションへと通っていました。そこに住んでいたのは……義母お気に入りのホスト！！

 

義母はホスト通いやぜいたくをするためにお金を借りていたのです。これには義父もユズルも怒りを覚えざるを得ません。

 

義父は自分とパニ子にお金を返すように言いつけ、離婚。ユズルもこんな母親はいらないと縁を切ったのでした。

 

まだ50代だった義母は働き口を見つけることができましたが、今までのような生活ができるはずもなく……今やボロボロで見かけはまさにおばあちゃんになってしまったそうです。

 

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他人をだましてお金を借りていた義母。他人に迷惑をかけない範囲であれば、どんな趣味をしていても構わないかもしれませんが、入れ込み過ぎないように注意しなければいけませんね。