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「ねぇ」スーパーでぐずる娘と、周囲の怖い視線を感じながら途方に暮れる私→すると見知らぬ婦人が声をかけてきて…?

第2子を妊娠中で8カ月を過ぎたころのお話です。第1子の3歳の長女は、まだまだ甘えたい盛りでした。その日、私は少し体がだるいと感じていましたが、冷蔵庫の中の食品が尽きてきていて、娘も好きなおやつを買いたいしお散歩もしたいと言っていたため、2人でスーパーまで出かけることにしたのです。しかし、スーパーの前でぐずりだしてしまいました。すると、通りすがりの女性に声をかけられて―!?

 

泣き止まない娘に途方に暮れる

スーパーには娘の好きなおやつが売っておらず、機嫌が悪くなった娘はスーパーの前でグズり始めました。なだめても娘は泣き止む様子はまったくなく、周囲の人たちからも注目を浴び始めていました。

 

娘がグズり始めてから、どのぐらいの時間が経ったでしょうか。私は途方に暮れ始めていました。

 

そこに、60代ぐらいの女性が通りすがり、娘に「どうしたの? 」と声をかけてくれました。しかし、娘は一向に泣き止みません。

 

そして、ご婦人は「一度、娘さんを抱きしめてあげたらどうかしら? 」と、にこやかに私に声をかけてきました。

 

ご婦人の言葉

私は、そのときに「はっ」としました。娘が泣いているとき、私は娘に声をかけていただけで、手を握る、抱きしめるなどのスキンシップをしていなかったことに気づいたのです。ただ、娘を抱っこしたいですが、おなかの赤ちゃんへの影響も気になりました。

 

そこで私は泣き止まない娘に、その場でギュッと抱きしめて、しばらくの間、娘の背中をポンポンとやさしく叩きました。「すぐにギュッとしなくてごめんね。ママと一緒にお家に帰ろう? 」と言うと、娘は徐々に泣き止み「うん。お家に帰ろう」と言ってくれました。
 

 

なぜ、私はすぐに娘を抱きしめなかったのだろうと自分を責めましたが、ご婦人の言葉でスキンシップの大切さを思い出しました。娘は日頃から、ママにギュッとされることが大好きと言ってくれていたのに。これからは、娘と生まれてくる赤ちゃんに精一杯愛情をかけていきたいと思いました。

 

 

イラスト/きりぷち


著者:神崎 ハナ

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