結婚生活が楽しかったのは最初のうちだけ。結婚後も夜の街をふらふら、休日も勝手に遊びに行ってしまう夫に、私は不満を募らせていました。
「仕事を続けておけばよかったな……」と、つい舞い上がって急いでしまった結婚を、少し後悔していて……。
真っ黒な夫
とある休日、私は久しぶりに夫をデートに誘いました。
しかし、なんだかんだ言い訳をし、夫は出かけて行ってしまいました。
家にいてもスマホは絶対手放さず、画面を見てはニヤニヤニヤ。
もちろん、トイレにもお風呂にも持ち込みます。
そして、がっつりロック。
「これは明らかに怪しい!」ということで、私は浮気調査を依頼することに。
結果は……クロ! それも真っ黒!
かなりショックだった私ですが、謝罪を求めるだけでなく、それなりの制裁をもしようと、夫と不倫相手に立ち向かったのです。
あきれた不倫相手の登場
「あなた、浮気してるでしょう?」
調査結果を突きつけると、夫はあっさり不倫を認めました。
そして謝り、2度としない、不倫相手とも別れると私にすがりました。
しかし、それだけで私が許すわけがありません。
数日後、夫は不倫相手の女性を連れて帰宅。
3人での話し合いがおこなわれました。
不倫相手は夫の後輩で、既婚者と知って付き合っていたことを認めました。
深々と土下座をする彼女でしたが、慰謝料を請求されると知るやいなや、態度は一変。
「ありえない! これは脅迫よ! 警察を呼ぶから!」
意味不明に騒ぐ不倫相手に、私も夫もポカン。
そして、自分が不倫相手にもかかわらず、謝ったら許してあげるとすら言い出し……。
それを私が突っぱねると、タンカを切って飛び出して行ったのです。
「徹底的にやるですって? 望むところよ! 覚えてなさい!! 」
慰謝料請求が脅迫! しかもそれで警察を呼ぶですって!? それこそありえません。
不倫や浮気をしたら、社会的にも経済的にも制裁を受けることになるのに……。
怒りを通り越してあきれてしまった私は、こんな相手と付き合っていた夫を憐れみすらしました。
そして、数日後。不倫相手は、本当に警察官を引き連れてやってきたのです。
私は万が一のためにお願いしていた弁護士に連絡し、いよいよ真っ向から不倫相手と対峙することにしました。
哀れな不倫の結末は…
「この人に脅されました! 私もう……怖くて怖くて……早く逮捕して! 」
騒ぎ立てる不倫相手に、警察官はただ引っ張られるようにしてやってきたようでした。
そして、弁護士から事情を聞くとあきれ顔に。逮捕できるわけがありません。
警察官が帰ろうとすると、不倫相手はそれを暴言でとどめ、挙句の果てには自分のバッグを放り投げて、わが家の家電を壊してしまったのです。不倫相手は警察署に連行されました。
その後、私と夫は離婚。会社に不倫の噂が広まり、居づらくなった元夫と不倫相手は退職。
2人は別れたようですが、それぞれ慰謝料を支払うために、なんとか仕事を見つけ必死に働く毎日を過ごしているようです。
そして私はと言うと、離婚後すぐに復職。
しばらくは、恋愛で焦るようなことはせず、仕事に生きると決めたのでした。
◇ ◇ ◇
仕事に生きる人生も素敵ですが、苦楽を共にできるパートナーとの未来も今後、描けるようになるといいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。