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夫「俺は関係ない!闘病ファイト♪」難病を告げた翌日離婚→関係大アリなのに…♪泣きつく元夫!だってぇ♡

私は33歳の会社員で、5年前に同い年のナオキと結婚し、義母と3人で暮らしていました。

結婚当初は子どもが欲しいと思っていましたが、なかなか授からず……。それでも「いつかきっと」と思いながら頑張っていました。でも最近は「むしろ子どもがいなくてよかったかも」と思うようになっていたのです。

 

毎日、家政婦状態!

私の朝は忙しいのです……。第一声に義母が「朝ごはんまだ!? お茶は!?ごはんは!? お味噌汁薄い!」と……。そこにナオキが「俺のシャツどこだよ!」と自分の準備も私任せ。そして「鮭焼きすぎ!」と、義母と同じく朝食にケチをつけ言いたい放題!  全部、私が毎日準備してるのに感謝の言葉も手伝いもゼロ!

 

ついに私は結婚を後悔するようになっていました。 義母もまた、自分のペースを私に押し付けてきて、朝から晩まで「嫁=無料の召使い」と思っている様子。ナオキも母親にべったりで、自分では何も決められず、私にすべてを押しつけてくる毎日……。

 

私はこの生活にうんざりしていました。

 

 

わがまま放題の義母

ある日の朝、義母が「9時には家を出ないと間に合わないわ! 急いで準備してね♪」と突然急かしてきたのです。私が 「仕事あるので無理です!」と断ると、 義母「今日は朝から病院に行って、その後美容室、それから映画を観るのよ!」と自分の予定を押し付けてくるのです。

 

義母は私のことを運転手とでも思っているのでしょうか……。事前に言ってくれていたらまだいいけれど、当日言われても仕事は簡単に休めるわけがありません! 再度、私が断ると、義母は「バスやタクシーなんか乗れるわけない!荷物も持てないし!」とさらに逆ギレ。 呆れた私は「それなら、私の母にお願いしていいですか?」と提案。義母は私の母の名前を聞いた瞬間、顔面蒼白! 気の強い母に対し苦手意識があるようで、その場は渋々引き下がり一安心。

 

グチグチ言う義母をなだめ、翌週有給を取って病院へ行くことにしました。そして翌週、病院に連れて行くとなぜか診察室に私まで呼び出されて説明を受けることに。そこで聞かされたのは思いがけない言葉だったのです……。

 

病院で衝撃の診断が!

医師から「難病の可能性がある」と告げられパニックに。今後は手術や通院が必要になるかもしれないと言い、さらには長期的な治療になる可能性もあると言われてしまったのです。 義母は無言で下を向いたまま、深く落ち込んでいるように見えました。義母は、以前から調子が悪いと感じ検査を受けたものの、結果を聞くのが怖くて私も同席させたようなのです。

 

今後、治療で通院生活が続くだろうから、ナオキにも協力してもらわなければ……。と思っていたのですが、車を走らせているとで義母が「ナオキには言わないで!あの子はあなたと違って繊細なのよ!」と言うのです。続けて「あの子の負担になりたくないのよ!わかるでしょ?」と。義母の気持ちはわからなくはないのですが、悩んだ結果、義母には内緒で夫にも話すことにしました。

 

夫に伝えた結果、まさかの展開!

帰宅後、「とても言いにくい話なんだけど、今日病院に行って……」とナオキに話しかけました。すると「病院で検査!?」と突然のことに驚きを隠せないナオキ。私が「それで難病かもしれないの。これから入院や通院で大変に……」と話している途中で、「じゃあ離婚ね!!」とナオキが笑顔で言うのです。

 

信じられない展開に「どうして離婚の話になるわけ!?」とナオキを問い詰めると「俺、病気の妻なんていらないから!」とスッパリ。難病は私のことだと思ってるようで「病院代もかかるし、連れて行くのも面倒!それに、仕事を辞められたら高収入のお前と結婚した意味ないじゃん!金のかかるお荷物の嫁なんて、いらね♪」と言い放ったのです。

 

この瞬間、すでに冷めつつあった愛情は完全に凍結状態! これ以上話しても無駄だと思った私は「そう……それなら離婚しましょう」と答えました。 ナオキは笑顔で「俺は関係ないから、闘病がんばれよ~♪」と一言。こうして私はその日のうち離婚届をもらいナオキのサインを確認し、荷物をまとめ義母が寝ている間に実家へ戻りました。その翌日には、離婚届を提出して離婚が成立。 いつ勘違いに気が付くのでしょう……。

 

義姉が語る本音とは

次の日には実家にはナオキの姿が。「母さんの看病、俺一人じゃ無理だって! 嘘ついて離婚してんだからこの離婚は無効に決まってるだろ! 俺は、お前が難病にかかったと思って離婚を切り出したんだぞ!」と叫ぶナオキ。この発言に腹が立った私は「あなたが勝手に誤解したんじゃない! 私が難病だって勘違いした挙句、離婚宣言したのはナオキでしょ!?」と言うと反論できないナオキは「お願いだよ! 俺のとこに戻って母さんの世話をしてくれよ! 俺には無理だ!」と泣きつく始末。

 

これまでのやり取りを聞いていた私の母も怒りが収まらず「妻を見捨てた分際で母親と自分が楽するために連れ戻しに来るなんて、図々しい!一度切った縁は戻ることはない。反省しているのならまだしも、完全に利用するためだけに連れ戻すなんて言語道断!帰りなさい!」と一喝。母の言葉を聞き観念したようで、ナオキはトボトボ帰って行きました。

 

その後、元夫は義母の看病に加えて慣れない家事に苦戦し、仕事も休みがちになって収入はますます減少しているとか。 再婚をしたがっているようだけど家事要員を探しているのがバレバレで誰にも相手にされていないようです。

 

私は実家に戻り、快適な生活を取り戻しました。我慢じゃなく、幸せが増える毎日を過ごしています。

 

◇ ◇ ◇

 

一緒に暮らす家族だからこそ、思いやりや感謝の気持ちが必要。それがない人たちと暮らすのは、まさに“消耗”です。 自分の心と体を守るためには、「見切る勇気」も必要です。人生は何度でもやり直せます。 “明日の楽しみ”がある人生を送りたいものですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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