30歳のパニ子は、夫の明彦と3歳の息子・勇気と3人暮らし。先日、大工をしている明彦が仕事中に足を怪我してしまい、今は休業中。
そのため、パニ子は以前働いていた会社に再雇用してもらい、働き始めました。
家事や育児は明彦がしてくれており、パニ子は充実した日々を送っていたのですが……
夫が怪我をしてから、不審な引き落としが
ある日、パニ子が通帳を記帳すると、最近頻繁に引き落としされていることを発見。ちょうど明彦が怪我をしたころから引き落としされ始めていたので、電話で理由を聞いてみると、しどろもどろになりながらも、リハビリを兼ねてジムに通っていると明かしました。一応信じたものの、パニ子は明彦の反応に違和感を抱きました。
そんな中、パニ子は週末に出張へ行くことに。家を留守にすることは気が引けましたが、とても重要な商談。明彦に相談すると「せっかく大きな仕事を任されるんだから行ってきな!」と背中を押してくれました。そして上司と出張に行くことに。
息子からの予想外の質問に驚愕!
出張中も家のことが気になるパニ子。帰宅したパニ子は、出迎えてくれた勇気をギュッと抱きしめました。すると勇気が不安そうな顔で、「ママはウワキっていうのをしているから、いなかったの?」と聞いてきたのです。
驚くパニ子が理由を尋ねると、勇気は「さな」という女の人がパニ子の留守中に家に来ていて、その人に「ママはうわきをしているんだよ」と言われたそう。そしてさなが来ていることは内緒にしておくよう、明彦にも言われていたとのこと。これは、浮気確定です……!
パニ子は一緒に出張に行っていたのは女の上司で、ママは浮気をしていないと伝えました。一方で、明彦は奥の部屋から姿を見せず、怯えている様子。パニ子は勇気を寝かし付けてから、明彦とじっくり話し合うことに。
妻が出張中に家に来ていた女性は……!?
パニ子がすごい剣幕で明彦を問い詰めると、さなと出会ったのは怪我の少し前で、仕事中にさなと通話をしながら作業をしていて足を滑らせ怪我をしたそう。
さなは勇気に「掃除のお姉さん」だと言い、パニ子の出張を浮気旅行だと吹き込み、パニ子を悪者にしようとしていたのです。
さらに、頻繁に引き出されていたお金をさなに渡していたことも発覚。パニ子は、勇気が不安を感じるような状況を作ったことが許せず、明彦に離婚を言い渡し家から追い出しました。
明彦はさなの家に転がり込んだものの、さなはもともと大きな借金を抱えており、明彦も連帯保証人として借金に巻き込まれてしまったそう。そしてパニ子から慰謝料や養育費を請求され、2人は困窮した生活を送っているとのこと。
大黒柱として妻が働いている間、浮気相手を家に連れ込むなど言語道断。自業自得の結末となりました。
一方、パニ子は実家からのサポートを受けながら、新たな生活を始めました。勇気もますますしっかりしてきており、家族みんなでこれからの成長を楽しみにしています。