私は現在、4人きょうだいを育てています。2歳の末っ子は卒乳しかけており、最後のその日を待っているところです。4人目の母乳育児で、初めて左右のおっぱいの大きさの違いが気になった私の体験談を紹介します。
気が付くと右側のおっぱいばかり
右側のおっぱいのほうが授乳しやすい、左側のおっぱいのほうが赤ちゃんが好んで飲んでくれるなど、みなさんは授乳するおっぱいの偏りってありませんか? 忙しいと左右均等に授乳することが難しくなるときもあります。
私自身、右側のおっぱいを飲ませるほうが楽だったため、次第に授乳するのは右側のおっぱいばかりに。そうすると右側のおっぱいの出がよくなり、ついついそちらの母乳ばかりを飲ませてしまうという悪循環に陥りました。また、夜間は添い乳をしていましたが、寝ぼけながらも右側のおっぱいばかりあげていました。
おっぱいの左右差が3倍ほどに
子どもが1歳くらいのときに、ふと脱衣所で自分の胸を見てびっくり! なんと右側のおっぱいが左側の3倍ほど大きくなっていたのです。すでに左側の母乳は、ほとんど出ていませんでした。
左右の大きさの差をなくそうと、左側のおっぱいも飲ませてみましたが、子どもに嫌がられ、ときすでに遅し……。左右の大きさの違いは服の上からでもはっきりとわかるほどで、外出時は左胸にハンカチを挟みました。卒乳後にもこのまま右側のほうが大きいのだろうか……と、心配しながら過ごしていました。
現在のおっぱいの大きさ
末っ子も2歳を過ぎ、日中はおっぱいを必要とせず、授乳自体をいやがる場面も出てきました。さみしいけれど、卒乳に向かっているようです。
左側の3倍あった右側のおっぱいはというと……。母乳もほとんど出てこなくなり、左側とほぼ同じくらいの大きさに戻りました! 母体って本当にすごいな~と感心してしまいます。服の上からも大きさの違いがわからなくなり、ホッとしています。
母乳育児をしていると、子どもの体も心配だけれど、自分の体も心配になったりしますよね。母乳は左右均等にあげるのがベストですが、私のように左右差があっても卒乳のころには落ち着いているかもしれませんよ。
著者:武山あゆみ
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。