抗酸化作用の強いビタミンCは、妊娠しやすい体づくりに欠かせないビタミンです。体のあちこちで働いたあと、尿と一緒に排出されます。そのため、ビタミンCをできるだけこまめに摂取して、体の中のビタミンCの濃度を保ちましょう。妊娠したいと考え始めたら、毎日どんな料理を食べればいいのか。今回は、ビタミンCがとれる、おすすめのレシピをご紹介します。
炒め物でもビタミンCたっぷり!
たんぱく質がとれる鶏肉、ビタミンB群がとれるツナ缶、そして野菜をまんべんなくとることができる炒め物です。ピーマンに含まれているビタミンCは、加熱しても壊れにくい特徴があります。油で炒めるこちらのレシピは、まさにビタミンCの補給にもぴったりです。またピーマンを赤や黄色のパプリカに変えることで、ビタミンCの摂取量をアップさせることができます。
マリネでさっぱり、ビタミンチャージを
ビタミンB群やCのほかにも、牛レバーから鉄や葉酸などもしっかりとることができるバランスのいいレシピです。とくにパプリカに含まれているビタミンCは、ピーマンの約2倍。甘みも強く苦味も少なく食べやすいので、料理をカラフルに彩りながら、しっかりビタミンCも摂取することができます。牛レバーも調味液に漬けてから炒めるので、特有の臭みも気になりません。
厚揚げを使った、ボリューム満点おかず!
厚揚げに含まれているカルシウムと、ピーマンからビタミンCをとることができるレシピです。なすに含まれているナスニンという色素には、抗酸化作用があります。こちらのレシピのように、ビタミンCが含まれている食材と組み合わせてとることで、さらにその効果をアップさせることができます。また食材にきのこを加えると、カルシウムの吸収を助けることができます。
ビタミンCは野菜、じゃがいも、果物に多く含まれています。ビタミンCは、水に溶けやすいため体外に排出されやすく、調理をすると失われてしまいがちな栄養素です。ご紹介したレシピに加え、デザートにいちごやキウイのような果物を食べることで、ビタミンCを手軽にとることができますよ。